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2010.04.15 土佐勤皇党
「龍馬伝」の第2部が始まりました。ここでの主役は武市半平太ですね。
今回の大河についてなんとなく感じてきたのは、通しての主役はもちろん龍馬ですが、
第1部は岩崎弥太郎、そして第2部は武市と焦点を当てる人物を変えているようです。

土佐勤皇党を組織して土佐藩をリードし、朝廷の力で尊皇攘夷一色にしようとする
今が武市の絶頂期であります。
しかし、その裏で岡田以蔵を使いテロをあやつるという暗黒の面が、
将来の不安を感じさせるところです。

昔「人斬り」という映画がありました。
高校生の頃、抽選に当たって映画館で封切り作品をタダで見た覚えがあります。
主役の岡田以蔵に勝新太郎、武市半平太には仲代達也だったと思います。
内容はほとんど覚えていませんが、鮮烈に覚えているシーンが1つあります。

土佐の人斬りと言われた岡田以蔵、それに匹敵する薩摩の田中新兵衛。
ある暗殺事件の現場に田中新兵衛の刀が落ちていました。
そのことを追求された新兵衛、一言も言い訳せずにその場で刀を確認し、
即座に己を刺し自刃してしまいます。
自分がやったかやらなかったではなく、己の刀が落ちていたのを恥じたのです。
どどーーっと血しぶきが飛び散り、壮絶な最後でした。

その新兵衛を演じていたのが、なんとあの作家:三島由紀夫。
その後の自衛隊乱入事件があったので、強烈な印象が残っています。

同じ人斬りと言われた二人ですが、田中新兵衛の潔さに比べ岡田以蔵の末路は哀れでした。
その対比を際立たせるために勝新は三島に「ぜひとも」と言って出演依頼をしたそうです。
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