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昨日、「太平記」で後藤久美子さんが北畠顕家を演じていた話をしていたら、
顕家の父:北畠親房を近藤正臣さんがやっていたのを思い出しました。
「神皇正統記」を書いた南朝方の策士という役柄でした。

近藤さん、旧くは「国盗り物語」の明智光秀や「黄金の日日」の石田三成など
緻密で正義感あふれる役柄が多かったのに、「太平記」あたりから陰謀家のような
役回りが増えてきました。

今回の「龍馬伝」にも出演されていて、なんと白髪の山内豊信(容堂)です。
近藤さん60代後半のはずですが、物語の時点で容堂は30歳くらいです。
安政の大獄で藩主を隠居させられて、老公などと呼ばれてましたが
幕末ではまだまだ血気盛んな30男です。

見ててこれにはちょっと違和感ありますね。
龍馬さんもこれを見たら、「そりゃないぜよ!」とおっしゃるかも。

容堂は、酒乱気味の人で大政奉還後の幕府や徳川慶喜を擁護する発言でミソをつけ、
急速に政治的力を失いました。
維新後は気難しい気性を紛らすため酒を飲みすぎ、まもなく脳溢血で亡くなりました。
亡くなる直前まで、武市半平太を切腹させたことを悔いていたそうです。
西郷、大久保、木戸に対抗できる土佐の逸材を無くしたと。
これも龍馬さんが聞いたら、「そりゃないぜよ!」とおっしゃるでしょうね。
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