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大河の日日

「大河ドラマ」の感想・思い出と「城めぐり」や「街道歩き」の紀行文

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悪役列伝5:薩摩藩士

前回までの悪役は、政権を維持するためとかのそれなりの大義があることで
まだ許せる範囲でしたが、今回の悪役は個人的な恨みや私利私欲のレベルで
断じて許すことができない人物です。(あくまで物語上の話です。)
ちなみに時代は全て幕末から明治維新にかけてです。

先ずは77年「花神」の海江田信義。演じてたのは中丸忠雄さん。
大村益次郎のぞんざいな言い方も良くなかったのですが、戊辰戦争における
参謀としての立場をコケにされたことを根に持っていました。
周囲の人間には「殺してやりたい」などと言うなどしていましたが、
ついに明治2年、彼にそそのかれた暗殺者に斬られた益次郎は
その傷が元で大坂にて死んでしまいます。
そんな非道な海江田ですが、維新の功績でちゃっかり子爵になってます。
こういう勝てば官軍的な褒章は許せませんね。

次は80年「獅子の時代」の尾関平吉。演じていたのは岡本信人さん。
この作品は架空の会津藩士(菅原文太)や薩摩藩士(加藤剛)を主役として
敗者の側から見た明治維新という、今までに無い意欲作であります。
この尾関平吉という薩摩藩士も架空の人物です。
そこそこ有能なのですが、勝者側の驕りや出世欲金銭欲の強さが全面に出てきます。
この元会津藩士(菅原文太)を事ある毎に陥れ、罪をなすりつけます。
その度に加藤剛さんが助けるという展開でした。
やっぱりこいつも相当イヤなヤツでしたね。

最後は90年「翔ぶが如く」の島津久光。演じていたのは高橋英樹さん。
この時、島津斉彬を演じていたのは加山雄三さん。英明な感じがピッタリでした。
久光役の高橋さん、08年「篤姫」ではなんと斉彬役でしたね。
いろんな役が演じられる役者さんもシアワセですね。

ところでこの久光も主役の西郷をとことんイジメるイヤなヤツでした。
ホント底意地が悪いというか、西郷も口が過ぎるというか。
せっかく島流しから帰ってこれたのに、主人の久光に対して
「ジゴロ(鹿児島弁で田舎もん)だから中央へ出て行っても通用しない。」と
はっきり言い切っちゃうのです。あー見てられん。
この二人相当相性が悪いよ。大久保がいたのでなんとか収まっていました。

この薩摩悪役3人衆の共通点は、いづれも頑迷で権力欲が強いところでしょうか。
同じ倒幕側でも長州にはあまりいないタイプばかりですから、
要するに西郷さんの指摘するとおり皆さん「ジゴロ」なんでしょうね。

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プロフィール

柴 銑次郎(通称しばせん)

Author:柴 銑次郎(通称しばせん)
大河ドラマ大好き。
小学生の時に第1作「花の生涯」を見てから、すでに半世紀。
日本のドラマ作りの執念が、作品1つ1つに凝縮されています。
リアルタイムに見続けた感動を後世に伝えるのが私の使命と信じています。

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