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2010
02.23

悪役列伝2:後白河法皇

Category: 悪役
今宵は源頼朝に「日本一の大天狗」と言われた後白河法皇について。
かなり異色の天皇だったようですね。現代的に言えば遊び人。
本来が天皇になるような順番ではなかったので、
無責任に遊興にふける青春時代を送り、度胸と駆け引きを学んだのでしょう。
人の心の急所は押さえていても、見識とか信念といったものは感じませんね。

いつものように歴代の作品で演じた人は、
①72年『新・平家物語』~滝沢修
②79年『草燃える』~尾上松緑
③93年『炎立つ』~中尾彬
④05年『義経』~平幹二朗
どうです、吉良上野介や井伊直弼役クラスの立派な「悪役」でしょ。

大河を中心にみると悪役のパターンは朝廷の権力者が多いですね。
伝統や格式の力で新興の勢力(だいたいこれが主役)を手なずけたり
陥れたりします。この旧勢力の代表みたいのが後白河法皇かな。

ある時は平家を支持し、次は源氏。源氏の中でも義仲⇒義経⇒頼朝と
順次乗り換えて行きます。
義経なんか手のひらで踊らされ可愛そうです。
頼朝追討の院宣を出した後で、衣川で義経が討たれるとあわてて
頼朝に義経追討の院宣を出したりする節操のなさです。
まあ見識はないですが、政治的バランス感覚は抜群だったのでしょう。

ともあれ、このように政権に意欲を燃やすようなエネルギッシュな天皇は、
この時代以降あまり出なくなりましたが、「悪役」としての輝きは
何といっても金メダル並みでしたね。
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