大河の日日

「大河ドラマ」の感想・思い出と「城めぐり」や「街道歩き」の紀行文

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敵役3:源平合戦

今日は敵役の最終回として、源平合戦を描いた5作品の中で
それぞれ(左から順に)義経・頼朝・平清盛の配役を比較してみましょう。

①66年『源義経』~尾上菊之助・芥川比呂志・辰巳柳太郎

②72年『新・平家物語』~志垣太郎・高橋幸治・仲代達矢

③79年『草燃える』~国広富之・石坂浩二・金子信雄

④93年『炎立つ』~野村宏伸・長塚京三・なし

⑤05年『義経』~滝沢秀明・中井貴一・渡哲也

全体的に義経は爽やか系で頼朝はクールさ清盛は懐深さという印象です。
本来の敵役というイメージからは清盛が該当するんでしょうが、
「判官びいき」という言葉からして、どうしても頼朝の方が敵役になりますね。

この5作品の中で最も印象に残っているシーンは、
『草燃える』で頼朝(石坂浩二)が衣川の義経が討たれた館を訪ね、
義経の名前が入った矢を拾い「九郎(義経のこと)、九郎ォー!」と
泣き崩れるところでした。

こういう風に何作品も見続けていると、人間的な魅力や味わい深さという観点から
清盛 > 頼朝 > 義経 という順番になってしまいます。
大衆的なヒーローである義経の軽さや奥行きのなさにあまり魅力を感じなくて、
敵役や悪役の中に人間の生き様を見出す視点は少数派なのかな。
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柴 銑次郎(通称しばせん)

Author:柴 銑次郎(通称しばせん)
大河ドラマ大好き。
小学生の時に第1作「花の生涯」を見てから、すでに半世紀。
日本のドラマ作りの執念が、作品1つ1つに凝縮されています。
リアルタイムに見続けた感動を後世に伝えるのが私の使命と信じています。

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