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大河の日日

「大河ドラマ」の感想・思い出と「城めぐり」や「街道歩き」の紀行文

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九州の旅:大野城

所用で博多に出向いた際に、鹿児島本線沿いに九州西側の城攻めを敢行しました。
先ずは大宰府の政庁跡に来ました。
福岡から西鉄電車に乗り、都府楼前という駅で降りて10分ほど歩きます。
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1000年以上前の古代からここが九州の政治の拠点でした。
これから向かう大野城は後ろの山全体が大宰府を守る砦だったようです。
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政庁跡の裏手から登山道が続いています。
大野城概要
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このような険しい山道を仕事の途中なので、スーツ姿で登って行きます。
出合った人はビックリするでしょうが、誰とも会いません。
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左は断崖絶壁、もし踏み外したら誰も助けに来ないでしょうね。
労災は利くでしょうか?やっぱりそれは利かんでしょうね。
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せせらぎの流れている上流には、このような石積みの人工物があります。
これも防衛上の建造物だったのでしょう。
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登り始めて1時間、「県民の森」という公園にたどりつきました。
平日なので誰もいませんね。
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この山の向こうに「百間石垣」という巨大な建造物があるらしいので、
歩いて行くとどれくらい時間がかかるか、事務所があるので聞いてみましょう。
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事務所の方に聞くと往復1~2時間かかるということでしたが、
なんとまあ親切な事に車で案内してくれることになりました。運のいいこと!
私としてはいつものことですが、スーツ姿の登山者は珍しいのでしょうか。

こちらが見たかった「百間石垣」です。
1300年以上前の天智天皇の時代のものが残っているとは・・・感激。
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最上段まで登って行きます。
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こんな感じで石積みされています。朝鮮式の山城ですね。
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この登っている間、事務所のオジサンはずっと待っててくださり、
「今日はヒマだから、見たいところに連れて行きますよ。」とありがたいお言葉。
ということで次は大宰府の防衛線が見渡せるところに行きました。
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これも明らかに人工物の名残であり、砦の先端という感じです。
この山は山全体が広大なお城だったのですね。
ありとあらゆるところに遺跡があり、雨で流れた後に遺跡が発見されるという話でした。
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この辺りは「焼米ヶ原」といって古代の焼米が発見されたところであります。
防人(さきもり)が食事をした形跡でしょうか。
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この土塁などは明らかに防衛のための建造物ですね。
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次は島津軍に攻められ壮絶な最後を遂げた高橋紹運の岩屋城をお言葉に甘えて所望しました。
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こちらが「岩屋城」跡であります。
眺めが非常によいので、これも古代の城跡に戦国の城を築いたのでしょう。
高橋紹運は立花宗茂(柳川藩主)の実父でもあります。
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城跡からは遠く博多湾から大宰府目掛けて攻めてくる唐の大軍を防ぐための「水城」の跡が緑の樹木で確認できます。
天智天皇は唐が攻めてくるとかなりビビッたのでしょう。
国家総動員でこの巨大な山城と水城を築いた痕跡が今でもありありと残っています。
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こちらが案内していただいた管理人さんの車であります。ありがとうございました。
何かお返ししたかったので、「私も100以上城めぐりしてますが、ここの土塁の規模は日本一ですね。」とリップサービス。
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一人で山を降りるつもりでしたが、ついでだからと大宰府駅まで送ってくださいました。
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この日の締めは大野城の麓にある大宰府天満宮を訪れました。
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菅原道真公の歌碑と梅の花です。そうだ腹が減ったので「梅ヶ枝餅」を食べよう!
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こちらが有名な「飛梅」ですね。
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帰りに参道にある鳥居の石柱を見ると、見覚えのある人名がありました。
先日訪れた飯塚の豪邸「伊藤伝右衛門」さんの刻銘です。
さすが炭鉱王、伝右衛門さんここにも名を残していたのですね。
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明日の仕事を控え、今宵の宿は発展を続ける博多の駅前にとりました。
駅ビルで夕食をとりましたが、どこに入るか迷うぐらい美味しそうな店が沢山並んでいました。
博多は華やかな街と古代のものが隣接し、旅行者には楽しいところです。
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柴 銑次郎(通称しばせん)

Author:柴 銑次郎(通称しばせん)
大河ドラマ大好き。
小学生の時に第1作「花の生涯」を見てから、すでに半世紀。
日本のドラマ作りの執念が、作品1つ1つに凝縮されています。
リアルタイムに見続けた感動を後世に伝えるのが私の使命と信じています。

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