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2014
07.26

10日目:矢吹~郡山

Category: おくのほそ道
暑い中、5月から中断していた「おくのほそ道」の歩き旅に行ってきました。
今回は白河の先の矢吹というところから仙台を目指します。
ついに福島県から宮城県へ入ることになりますね。
初日は「乙字ヶ滝」をめぐり郡山へと向かいました。

歩行地図⇒  矢吹~乙字ヶ滝~須賀川

東京から新幹線で新白河を経由して、5月列車に間に合うために階段を駆け上がった矢吹駅に降り立ちます。
わりとモダンな形の駅舎だったのですね。
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駅前はかつての宿場町の雰囲気が残る町並です。
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こちらは大正時代に建てられた医院だそうですが、復興のシンボルとして残そうと計画しているようです。
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久来石というところで、昔からの蔵を改造して子供部屋?にしている家がありました。
渡り廊下や窓を増設して有効活用していますね。
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鏡石というところから奥州街道を離れ、芭蕉も訪れた「乙字ヶ滝」に向かいます。
進路を東にとり、のどかな田園地帯を進みます。
昼食は途中のコンビニで調達したおにぎりと菓子パンで済ませました。
みちのくはホントお店がないので、コンビニにはトイレも含めとても助けられました。
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10kmくらい歩いたでしょうか、朱塗りの橋が見えてきてお目当ての滝が間近だと感じられます。
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阿武隈川にかかる橋を渡ると、左手に段差が見えます。あれが「乙字ヶ滝」でありましょう。
そういえば、白河で越えて以来の阿武隈川との再会です。
福島の旅は阿武隈川が常にからんできます。
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滝のすぐそばを歩くと、水がすごい音量で流れ落ちています。
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「五月雨の 滝降りうづむ 水かさ哉」という芭蕉の句碑がありました。
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「乙」の字に大きく屈曲して流れていることから「乙字ヶ滝」と呼ばれるそうです。
高低差はあまりありませんが、横の広がりが大きい。阿武隈川の水量がありますもんね。
左手に渡って来た橋が見えます。
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さて、芭蕉とのゆかりがある須賀川へも向うため石川街道に出ました。
この辺の街道沿いには果物の直売店が多く、今は桃が旬ですね。
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再び田園地帯を進みますが、はるか向こうに須賀川の町が見えてきました。
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町中に入ってくると、かつての宿場町らしい町屋があります。今は薬局になっているようです。
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白河の関越えを果たした芭蕉は、矢吹の宿を経て須賀川の俳友相楽等躬(とうきゅう)宅に8日間にわたって滞在しました。
NTTの裏手に芭蕉ゆかりの「可伸庵跡」がありました。(可伸も相楽等躬宅に寄寓していた僧)
当地では風流人との交流を図って俳席が重ねられ、、「おくのほそ道」には次の二句が収められています。
「風流の 初やおくの 田植歌」
「かくれ家や 目だゝぬ花を 軒の栗」
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須賀川のメインストリートです。ホテルも何軒かあり、かつての宿場の伝統が生きています。
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右手に公園があるとの標識があったので、立ち寄ってみました。
何となく「城めぐり」のカンが働いて寄ってみたのですが、市立博物館のあたりが「お城」くさいのです。
この舘の周りに堀があり、「多分かつての城を公園にしたのかな」と思って帰ってから調べたら、やっぱりそうでした。
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少し回り道をしましたので、もう夕刻になりました。
今日は長旅の初日なので無理をせず、須賀川駅から東北本線で宿泊地の郡山へ向かいます。
東北本線の駅舎は矢吹といい須賀川といい、ユニークな形が多いですね。
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歩くと大変ですが、電車だと僅か12分で郡山に到着しました。
駅前の「郡山シティホテル」にチェックイン、朝食付きで6200円であります。
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ホテルで少し休んで夕食に出かけます。
ホテルのフロントで食べるところを聞いたら、飲まずに食事オンリーの私にはここかな、
和食、中華、洋食なんでもありの「三松会館」。
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メニューの豊富さと値段の安さに感激。
私が頼んだのは「三松定食」、ハンバーグに海老フライとあじフライがついて1050円也。
ご飯と味噌汁もおいしく、満足の一品でありました。
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食後はすぐにホテルに戻り、明日以降の英気を養いました。
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