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2014.03.02 秀吉との遭遇
信長との出会いもさることながら、秀吉と知り合ってからの官兵衛は俄然輝きだしましたね。
播磨の小寺家の一陪臣だった黒田官兵衛が一躍全国規模の舞台にデビューしたという感じです。
やはり秀吉が太陽で、それなしでは輝かない月のような存在だったのでしょう。

この秀吉との遭遇から本能寺の変後の「中国大返し」までが一番官兵衛が活躍する時です。目が放せませんね。
今日は秀吉のもう一人の軍師である竹中半兵衛との知恵比べですか、楽しみです。
ところでこの「軍師官兵衛」の配役が絶妙です。
官兵衛の運命を握るであろう要所要所の人物に実に味のある俳優を持ってきています。

先ず最初の主君である小寺政職に片岡鶴太郎さん。
秀吉には96年「秀吉」の主役:竹中直人さん。
そして官兵衛を幽閉し生死を握ることになるキーマン荒木村重には田中哲司さん(今回初めて名前を知りました)。
この村重が面白いキャラになっています。
豪胆のようで繊細、小ズルイようなとても愛すべきキャラを田中さんが好演しています。

荒木村重という人物を以前より面白いと感じていました。
摂津池田の官兵衛と同じような一陪臣ですが、先祖は藤原秀郷だということですから名門です。
信長に接近してからは出世して、軍団長の一人として秀吉や明智光秀なんかと同格になりました。

そこからの人生が面白いのですね。
信長に反旗を翻して、有岡城に立て籠もり、説得に来た官兵衛を幽閉するのです。
それから後はドラマでも描くでしょうから簡単に説明します。

1年の籠城の後、妻子や家臣を捨てて逃げ出し、落城後は毛利を頼って生き延びるのです。
その後の歴史からは一旦姿を消すのですが、本能寺の変の後で堺に姿を現し、茶の湯で頭角を現して「利休十哲」の一人として復活します。
ですから、秀吉や官兵衛たちと再び会うこともあったでしょう。
その後も毀誉褒貶の多い人生で、いろいろトラブルを起こすようですが殺されること無く天寿を全うします。

戦国時代でも珍しいエレベーター人生で、官兵衛との生き方の比較が面白いユニークな人物だと思います。
物語の主役には難しいですが、スパイスの効いた脇役にはうってつけのキャラではないでしょうか。
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