大河の日日

「大河ドラマ」の感想・思い出と「城めぐり」や「街道歩き」の紀行文

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炎立つ(ほむらたつ)

比較的新しい1993年の作品であります。
奥州藤原氏をテーマに渡辺謙が「独眼竜」以来6年ぶりに主役を張りました。
さすが目ヂカラがある迫力の演技でしたね。
前九年の役とか後三年の役とか出てきて、かなりレアな時代のお話です。
この作品は変則的に7月から始まり翌年3月までの放送だったのです。

昨日コメントした「風と雲と虹と」と微妙に関連があって、
平将門を討った藤原秀郷の子孫といわれている藤原経清(渡辺謙)が
前九年の役で源氏と始めは協力し、その後対立して討たれるまでが前半。

最後の殺されるところが残酷でした。この場面が一番強烈でした。
源頼義(前に取り上げた佐藤慶)が裏切った経清に激怒し、
ノコギリ轢きで処刑するのです。
わざと歯こぼれした斬れない刀で首をジワジワと斬るのですよ。
これは痛そう。とてもかわいそうで見てられませんでした。
その痛みに藤原経清(渡辺謙)は涙を流しながら死んで行くのです。

昨年、この場面を平泉の藤原館のロウ人形で見ましたよ!
訪れてみて下さい。土産物屋のネエちゃんがかわいかった。
藤原ゆめやかた

次はやや時間が経過して藤原経清の息子:藤原清衡(村上弘明)が主役に。
本来は嫡男だから殺されるはずだったのに、多分お母さん(古手川祐子)が
チャーミングだったからでしょう。敵将の清原氏に母子ともども世話になります。
名前も清原清衡なんてつけられて、「清」ばっかりですね。
まあそれから、清原氏の内乱や源氏の八幡太郎義家なんかが出てきて
後三年の役が始まるのです。

ところで、なんとかの「乱」とか「変」とか「役」とかあるけど、何なんでしょうかね。
いちおう「通称しばせん」なんて名乗っているから答えますが、
どうやら「役」は夷敵をやっつける戦いの時に使うようです。
元寇の「弘安の役」や秀吉の「慶長の役」なんかもそうですね。
だから当時(1100年頃)は奥州あたりにいるのは全部夷敵だったのかも。
(あくまでも京都にいる朝廷の見方ですので、東北地方の皆さん悪しからず。)

今日は眠くなったので、この辺で失礼します。
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Comment

炎立つ 

こんばんは!
実は本ブログ、この記事が最初でした。児玉さんの訃報の記事がたまたまありましたので、そちらでコメントした次第です。ただ今『炎立つ』第10回目(全35回)まで観ています。経清はノコギリ轢きですか!かわいそうです。本人も無念でしょう。
私などノコギリ轢きといいますと、『黄金の日日』の善住坊を思い出したりします。
  • posted by Gくん 
  • URL 
  • 2011.05/31 20:48分 
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RE:炎立つ 

Gくん、再度のコメントありがとう。
「炎立つ」けっこうイケますよね。10回だとそろそろ第1部の大詰めですね。
3部構成で第2部がもっと観たかったのに、あっさり終わった記憶があります。

短いけど第2部は「後三年」を扱っていて見ごたえありますよ。
主役の藤原清衡(村上弘明)もいいけど、清原家衡(豊川悦司)が印象的でした。
第1部の見所が「ノコギリ轢き」なら第2部の一番の見所は吉彦秀武(蟹江敬三)が砂金をばらまくところですかね。
  • posted by 柴 銑次郎 
  • URL 
  • 2011.05/31 23:19分 
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No title 

こんばんは!
ご指摘の点、気を付けて観てみます。
  • posted by Gくん 
  • URL 
  • 2011.06/01 21:00分 
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プロフィール

柴 銑次郎(通称しばせん)

Author:柴 銑次郎(通称しばせん)
大河ドラマ大好き。
小学生の時に第1作「花の生涯」を見てから、すでに半世紀。
日本のドラマ作りの執念が、作品1つ1つに凝縮されています。
リアルタイムに見続けた感動を後世に伝えるのが私の使命と信じています。

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