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今回初めてJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」というものを利用してみました。
この切符、50歳以上の人が使えて年に数回発売されるとてもお得な切符です。
4日間有効で新幹線や特急が乗り放題、わずか15000円という破格の料金です。

東京駅から平日の朝9:28発の上越新幹線に乗り込んだのですが、ほぼ満席。
しかも乗客はほとんどが中高年の人々でありましたから、同じような考えの方々だったのですね。
越後湯沢駅で特急はくたか6号に乗り換えると、こちらはさらに超満員!自由席は立っている人までいました。
切符の予約段階から混んでいることは分かっていました。満席でとれなかったですものね。
やっと前日空席が出てゲットしたばかりでした。ホント指定席とれてよかった。

時間を有効に使えるよう車内で駅弁の昼食を済ませ、11:37に直江津に到着。
ここで降りる中高年は少ないようです。皆さん金沢や福井の方まで足を延ばすのでしょうか?
私は直江津の駅でレンタサイクルを借りることにしました。
残暑の厳しいこの時期に借りる人はいないようで、本日第1号ということでした。年甲斐もなく元気だね。
直江津駅

直江津から国道を南下、向ったのは越後高田方面です。
車道を避け、わりと広い歩道を約50分行くと目的地の「高田公園」に到着。
暑いので訪れる人はほとんどいませんね。
高田公園入口

外堀はほとんど蓮で覆われています。この蓮がここの特徴のようであります。
この越後高田城あまり有名ではありませんが、徳川家康の六男:松平忠輝が60万石で入封した「天下普請」の城なのです。
義父(忠輝の正室は五六八姫)である伊達政宗なども協力して慶長19年(1614年)に完成した巨大な城郭であります。
この辺の経緯は87年「独眼竜政宗」で詳しく描かれていましたね。
ちなみに忠輝は真田広之さんで五六八(いろは)姫は沢口靖子さんの大河ベストカップルでした。
お堀の蓮

蓮の向こうに赤くて長い橋が見えていたので、近くまでやって来ました。
「蓮池に浮かぶ赤い線」外灯もあり風情がありますね。
赤橋

内堀沿いを右に回って行くと、「極楽橋」という長い木橋があります。
たもとには錦鯉が泳いでいますね。
極楽橋

内堀には蓮はなく、噴水もありのどかないい雰囲気です。
まさに市民の憩いの場所であります。
内堀

「極楽橋」をわたると、そこはもう本丸。
本丸の大部分は上越教育大の付属中学となっています。
明治時代には陸軍の駐屯地として使われたために城郭のほとんどが残っていません。
本丸跡

唯一お城らしさを残す1993年に復元された三階櫓です。
三重櫓①

こちらのアングルからの方が見栄えがいいですね。
道路の向こう側が本丸跡です。
石垣があまりなく、水と土塁で囲まれた高田城。この鄙びた風情はわりと好きですね。
三重櫓②

さて高田城から30分、次にやって来たのはあの上杉謙信の居城:春日山です。
ここが大手道の入口ですが、山城なのに自転車(非電動、変則ギヤなし)で登らなくてはいけません。
果たして登りきれるでしょうか?水泳や散歩で鍛えているとはいえ実年齢が気になります。
春日山大手道

息も絶え絶えとなりながら、なんとか謙信公の銅像のところまではたどりつきました。
ここで一休みして、汗をぬぐいます。
謙信公銅像

さあ時間も押しているから休むまもなく、こんな山道を登り始めます。
夏の山城、蚊やブヨや蜂などが出没することを想定して今回秘密兵器を用意してました。
濡れティッシュ風の虫よけです。スプレータイプと違い肌にまんべんなく塗れます。これはおススメ。
春日山登山道

10分ほど登ると「二の丸跡」にたどりつきました。
先日の鳥取城よりはゼンゼン楽ですね。
二の丸跡

しっかりした階段になり、本丸はもうすぐです。
本丸への階段

5分ほどで絶景が見えてきました。
直江津の町並みと日本海ですね。晴れていてよかった。疲れも吹っ飛びます。
直江津と日本海

ここが「春日山城」の本丸跡です。
なんとも質素な山城ですね。これが上杉の気風でしょうか。

流れ出る汗をぬぐいながら上越の景色を一人で眺めていたら、「こんにちわ!」と元気なオジさんの声が。
年齢は私の少し上なのでしょうが、日焼けして逞しい60代の男性です。
リュックをしょって登ってきているのに全然バテていません。
少し話をしてみました。
なんと日本国中を徒歩で旅しているそうです。これから直江津に出て佐渡に渡るそうです。
1日に3~40kmは楽に歩くそうですから、相当なタフガイですね。
私が「城めぐり」をしていると言ったら、この方は100名城をもう2順したそうです。
世の中にはスゴイ人もいるもんですね。お話が今後の旅の指針になりました。
やはり旅行の基本は「徒歩」ですね。
本丸跡

春日山での最後は復元された「毘沙門堂」であります。
ここでいろいろと悩んだ時に謙信はこもって心を無にしたのでしょうね。
毘沙門堂

直江津への帰路は自転車ですので、ものすごく速かった。
徒歩と違って滑るように坂を下って行きます。
先ほどの歩きの達人のオジさんの後姿を見つけましたが、あっと言う間に声をかけて追い越して行きました。
16時過ぎに直江津駅に到着。初日の宿をとるために再び特急列車に乗り込みます。
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