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2012
01.19

中国の旅:備中松山城

Category: 城めぐり
10:58の松江発「特急やくも14号」で次の目的地へ向け伯備線で中国山脈を越えます。
松江のとなり米子を通過するとこちらは大雪です。
すぐ近くなのにどうしてこうも天候が違うのでしょうかね。
シロウト判断ですが、米子の東側にそびえ立つ「大山」が影響しているような気がします。
列車はどんどん山の中に入って行きますが、積雪もどんどん増してきます。大丈夫でしょうか。
雪景色

しかし山脈を越え岡山県側に入ってきますと雪はさっぱりありません。
2時間かけて目的地の「備中高梁」に到着。鄙びた雰囲気です。
確かここは「男はつらいよ」で寅さんの妹:さくらの旦那:博のお父さん(志村喬さん)が住んでた町です。
2回ほどここが舞台になっていました。
備中高梁

さて、向うは「現存12天守」の1つ「備中松山城」です。
中国地方ではここと午前中に歩いた松江城のみであります。

地図でみると駅から城までは5km以上、しかも大半は山道。
徒歩ではちょっと時間がかかり過ぎるので、行きだけタクシーを使うことにしました。
と言っても車は途中の駐車場まで、あとは徒歩での登山が必須です。
こんな山道を登って行きます。山城とは大変なところですね。
山道

途中、こんなセリフの看板があちこちに。なかなかユーモアのセンスがあります。
注意書き

かなり登ってきました。高梁の町並みが眼下に見えてます。
山頂から

20分ほど登ると城の石垣が見えてきました。
険しくて、いかにも難攻不落という感じです。石の崖と石垣が一体となっています。
岩壁の石垣

やっと人の手や細工が施された土塀があり、城らしい美しさがある一角です。
「筒狭間」が戦国の気風を残しています。
三の平櫓東土塀

二の丸から本丸の全景が見えてきました。右端が天守閣です。
二の丸より

こじんまりとした本丸ですね。
でも鎌倉時代から営々と続く山城ですから、伝統の重みを感じます。
幕末には最後の将軍:徳川慶喜を支えた老中:板倉勝静(かつきよ)の居城でもありました。
とは言っても、ここで政務はできませんから麓の屋敷でしていたのでしょうね。
ちなみに板倉勝静って、八代将軍:徳川吉宗のひ孫なんですね。
本丸

じゃーーん!これも小っちゃいけどピリッとした天守ですね。
天守閣

僅か二階建てですが、守護神を祀った祭壇があります。天守としては珍しい形式です。
望楼型ではないので、見晴らしはよくないですね。
ここでも「独占状態」は変わりませんが、どういうわけか街中の松江城より観光客はこちらの方が多かった。
時間帯の違いでしょうか。それと外人さんが多かったのが特徴ですね。
天守二階

帰り際に気付いたのですが、親切にも本丸のコーナーに給茶機が用意されてありました。
細かい心配りに感謝して、おいしく頂きました。
給茶機

帰りは1時間かけてトボトボと山道を下って行きます。
市街地に入ってすぐにこんな石碑がありました。
板倉勝静に次ぐ備中松山藩の有名人:山田方谷の記念碑です。
山田方谷・・・陽明学者で藩の財政を立て直した人物です。
司馬遼太郎の「峠」で河井継之助が師事しに来訪したと書いてありました。
そうそう、行きのタクシーでも運転手さんが「寅さん」と「山田方谷」のことを話してましたね。
牛麓舎跡

それから少し行くと城下町の名残を残す武家屋敷が続いています。
いつまでも守ってほしい日本の風景ですね。
武家屋敷

歩きくたびれて、スタートの備中高梁駅に戻ってきたのが15:20頃。
それから15:28発の各駅停車に乗って、広島へ向います。広島到着は18:33。
今宵の宿を広島にとろうと思ったのは、駅ビルの2階で「広島風お好み焼き」を食べたいがため。
全ての具材を入れた1番高いスペシャル1250円。このボリュームにとても満足しました。
広島お好み焼き

これにて「現存12天守」のうち11を制覇。残るは1つになりました。
中国の旅、さらに続く。
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コメント
 こんばんは。寒い中、お城巡りお疲れ様でした。備中松山は少々遠いですね。私はここで、猿の群れに会いました。
 でも登りきったときの充実感が半端ないと思います。城下町も良い佇まいです。
 河井継之助が幕末遊学に訪れていますが、「花神」で高橋秀樹さんが演じましたね。(総集編を見ました)
 
 広島の駅ビルのお好み焼き、私も行ったことがある店かもしれません。
A☆六文銭dot 2012.01.22 23:04 | 編集
コメントありがとうございます。
そういえば、「猿に注意」の看板もありましたね。
「目を合わすな」とか「エサをやるな」とか、もし出会ったらどうしようなんて思ってました。

大河の「花神」は「花神」だけではなく、「世に棲む日日」「峠」「十一番目の志士」などを寄せ集めた内容でした。
高橋秀樹さんは大河ではいつもおいしい役をもらいますよね。

私の中では広島に寄ることはお好み焼きを食べることと同義語であります。
そのうち駅ビルの全部(5軒くらいかな)の店を食べ比べてみましょう。
柴 銑次郎dot 2012.01.23 23:53 | 編集
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