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大河の日日

「大河ドラマ」の感想・思い出と「城めぐり」や「街道歩き」の紀行文

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羽柴完子(さだこ)

先週の「江」では、夫の秀勝が朝鮮で亡くなり、それと同時に女の子も生まれました。
なかなかドラマチックな回になるはずでしたが、秀勝の亡くなり方があれでいいんでしょうか。
武将としてはなんとも情けないような最後で、あんなことではいかに歴女といえども感激はせんのでは。
朝鮮の農民を守って配下の者に斬られたのでは、あまりにも秀勝がミジメじゃありませんかねえ。

従来あまりスポットライトが当たらなかった羽柴秀勝に今回はEXILEのAKIRAを充て、
十分物語を作っていただいたのでよしとしましょうか。
ところで生まれた女の子・・・名前は定かではありません。記録にないのです。
過去の大河でも出番があったのは2000年の「葵徳川三代」くらいです。
演じていたのは小川範子さんというキュートな雰囲気の女優さん。多分記憶にある人は少ないでしょう。

でもこの女の子、江が徳川秀忠と結婚してから運が向いて来るのです。
江の結婚後、豊臣家の養女となり姉の淀殿が育てます。
豊臣完子と名乗り、豊臣家から公家の九条家へ嫁ぐことになります。
実母が徳川将軍家の御台所、義理の弟が左大臣:豊臣秀頼ですからね。
当然と言えば当然の輿入れでしょう。

夫の九条忠栄(後の幸家)が関白となり、自身も関白夫人で従三位北政所となるのです。
子供にも恵まれ、豊臣家が滅亡した後でも安泰で67歳の天寿を全うします。
たった一人の豊臣の血をひく女性ですが、その血脈がスゴイですよ。
九条家における彼女の子孫が、大正天皇に嫁ぎ昭和天皇を生むのですね。
そして現在の天皇陛下に豊臣と浅井それに織田の血を少しづつ繋いだわけですから、その功績は偉大であります。

「江」の方ですが、秀勝を失ったことで次は徳川秀忠と再々婚することになります。
でも秀忠の方も「再婚」ということはご存知ですか?
最初の正室は織田信雄(信長次男)の娘で豊臣秀吉の養女となった小姫(おひめ)という女の子です。
秀忠は12歳、小姫は6歳であったというからまさに政略結婚の典型ですね。
実父の信雄(のぶかつ)と秀吉が不和になったため離縁され、直後に亡くなったというから不憫です。

ところで秀忠といえば実直で父:家康に逆らうこともなく温厚な性格だと一般に描かれています。
しかし今回の「江」では小生意気で醒めた雰囲気で世の中を見ているようなキャラですが、
後半は江とのやりとりで盛り上げようとしているのでしょうか。
これからのお手並み拝見ですね。
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プロフィール

柴 銑次郎(通称しばせん)

Author:柴 銑次郎(通称しばせん)
大河ドラマ大好き。
小学生の時に第1作「花の生涯」を見てから、すでに半世紀。
日本のドラマ作りの執念が、作品1つ1つに凝縮されています。
リアルタイムに見続けた感動を後世に伝えるのが私の使命と信じています。

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