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連休中、小田原を歩いている時に妻からメールが入りました。
「アタック25に児玉清が出てないけど、亡くなったのかしら?」
その時点では、入院して番組収録に出てないのを知っていたので、
「まだ亡くなってはいないけど、長くないのかもしれない。」と返事していました。

クイズ番組が好きなもので、日曜日には「アタック25」をよく見てましたが、
児玉さんが出なくなってからは見る意欲が無くなっていました。
児玉さんあっての番組であり、児玉さん自身も番組に出れないということは余程のことと思ってました。
あれほどの長寿番組を病気で降りるのは、さぞや無念だったことでしょう。
ご冥福をお祈りします。


大河ドラマにおける児玉清さんの思い出としては、先ずは88年「武田信玄」の飯富虎昌(おぶとらまさ)役が思い出されます。
武田家の重臣であり、信玄の嫡男である義信(堤真一さん)の傅役でもありました。
義信を盛り立てる段階で、信玄の正室である三条夫人(紺野美沙子さん)の侍女である八重(小川真由美さん)とねんごろになります。

この八重というのがまた三条夫人や義信を思うあまり、信玄やその愛人である湖衣姫(南野陽子)、その子:勝頼に対しても陰謀をめぐらせます。
大河史上ナンバーワンの悪女でもありますが、小川さんでもあり妖艶な魅力もありました。

この悪女にたぶらかされたこともあり、ついに飯富虎昌は信玄に反旗を翻した後切腹して果てます。
物語の中では、わざと弟に信玄暗殺の情報を流し討ち捕らえられるように仕向け、本当は忠臣だったことにしています。
そういう誠実なキャラにした方が児玉さんの役柄らしいということでしょうかね。
ちなみに「武田の赤備え」として有名な武田軍団の赤い装備は、彼の部隊が始めたそうですよ。


もう1つ思い出に残っているのは、80年「獅子の時代」の瑞穂屋卯三郎という架空の商人です。
この「獅子の時代」というドラマは大河の中でも変わっていて、幕末から明治初期にかけての物語ですが、
主役はいづれも架空の薩摩藩士(加藤剛さん)と会津藩士(菅原文太さん)です。
こういう成功者の側からでないドラマを1年間視聴者を飽きさせずに見せる脚本の腕を今の脚本家も見習ってほしいものです。
ちなみに脚本はあの山田太一さんでありました。

この加藤さんや菅原さんを陰になり日向になり支えるのが児玉さんの役回りです。
商人として財を成し成功するのですが、ここでも誠実な人柄の役でしたね。
思慮深く、実直な中にも胆の座った部分をもっているような役がとてもマッチしていました。

惜しい人物を亡くしました。合掌!
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