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通勤電車で山本兼一さんの直木賞受賞作「利休にたずねよ」を読んでいます。
初めて読む作家でしたが、斬新な手法での記述に感心しています。

利休が秀吉に切腹を命じられたところから始まり、時間を遡る形で当時の様々な人物を通しての利休像を1章ごとに語られていきます。
茶道の哲人というイメージしか持っていなかったのですが、茶の世界がこんなに奥行きのある人物描写になるとは知りませんでした。
これが山本ワールドなのでしょうか。今までにない筆致ですね。

ところでこの本に触発され大河ドラマにおける「千利休」役を振り返ってみましたが、これほどの役者が揃っているとは驚きでした。
こういう時、「大河ドラマ大全」がほんに役に立ちます。
「太閤記」~島田正吾
「黄金の日日」~鶴田浩二
「おんな太閤記」~内藤武敏
「独眼竜政宗」~池部良
「秀吉」~仲代達矢
「利家とまつ」~古谷一行
「天地人」~神山繁

どうです。名優・重鎮のオンパレードでしょ!一大発見です。
今まで吉良上野介が名優の証と思ってましたが、それより出番の多い利休の方が名優の宝庫だったのですね。

今回の「江」では石坂浩二さんが千利休役です。
「太閤記」の石田三成に始まり、「天と地と」「元禄太平記」「草燃える」では主役を演じ、
ついに「元禄繚乱」では名優の証である吉良上野介でしたね。
そして今回は利休。
まさに石坂さんこそ千両役者と言うべき人ではないでしょうか。


先日購入した「大河ドラマ大全」を読んでいて、間違いに気付きました。
52ページに
「太閤記」、「黄金の日日」でねね(北政所)を演じた藤村志保

という記述がありますが、「黄金の日日」のねねは十朱幸代さんでした。
藤村さんは後半に淀君役で出ていたのを勘違いしたのでしょう。
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