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2010
05.25

馬上少年過ぐ

Category: 政宗
馬上少年過(馬上少年過ぐ)
世平白髪多(世平らかにして白髪多し)
残躯天所赦(残躯天の赦す所)
不楽是如何(楽しまずんば是如何)

若い頃は天下を夢見て戦いに明け暮れたが、今は世も治まり自分は老いてしまった。余生は大いに楽しもう。
という天下を取れない悔しさを詠んだ政宗晩年の漢詩である。

天下の覇権を夢見た政宗。しかし時代はすでに秀吉、そして家康の体制が出来上がっていたのである。
年齢の差だけではなく、活躍の場所が東北と上方では全然次元が違います。
さらに人間のスケールも圧倒されたに違いありません。

そういう状況の中で、大久保長安や松平忠輝(家康の六男で政宗の娘婿)を利用していろいろ画策もしました。
また家臣の支倉常長をローマに派遣し、スペインの軍事力を使って幕府の転覆を図ろうとしたりもしました。
しかし、全ては空しく徳川体制の枠組みに従わざる得ないと観念したのでした。

信長~秀吉~家康と続いた天下人の系譜に一矢を報いたような伊達政宗の颯爽とした人生。
「独眼竜政宗」は大河の最高峰として永遠に語り継がれる作品でありました。
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