2011
06.26

八重の桜

Category: 八重の桜
2013年の大河「八重の桜」の制作発表がありました。
それと同時に主役の新島八重には「綾瀬はるか」さんと決定したようです。
朝日新聞などでは1週間くらい前にスクープされていましたが、やはり「火のない所に煙は・・・」で本当だったようですね。
NHKも困ったでしょうね。因縁の朝日に書かれては、仕方なく急遽発表せざるをえなくなったのでしょう。

さて、注目の脚本ですが「山本むつみ」さんという方のようです。
過去の作品を調べてみると、「御宿かわせみ」とか昨年の「ゲゲゲの女房」を手がけているNHK御用達の作家さんのようです。
私もこの作品が13年の大河と聞いて、この主人公なら朝ドラの方が向いているのでは?と思ったのは案外正しかったのかもしれません。
朝ドラにすれば、「福島への復興支援」というお題目に沿って来年4月からの放送も可能でしょうに。
何も2013年まで待つ必要もなくなるのにと思ったのですがねえーー。

出演者の発表は主演の綾瀬さんしかありませんが、「篤姫」「江」と続くギャル路線なのでしょうか。
若いお姫様が歴史を縦横無尽にかけめぐり、名だたる歴史上の偉人たちと対等に会話するシーンはうんざりです。
ドラマですから実際の行動・会話はフィクションであることは衆目の一致するところです。
しかしあまりにも逸脱過ぎて、現実感がなくなるとファンタジーになってしまいます。
そうなると「JIN仁」のように時空を越えたドラマにした方が視聴者も納得することでしょう。

そういえば綾瀬さん、「JIN仁」にも出てましたね。
咲さんでしたか。あの真摯で健気な雰囲気を期待されているのでしょう。
NHKも最近は、自分のところで役者を育てず民放でヒットしたドラマのヒロインを手軽にもって来るようになりました。
宮崎あおいさん、上野樹里さん、綾瀬はるかさんのキャラや演技力については何ら不満はありませんが、
NHKのこういったお手軽姿勢が大河ドラマをダメにしている気がします。

最近暑くなって、趣味の散歩がしんどくなり、休日の午前はレンタルDVDを観るようにしました。
そこでどの作品を観ようかと調べていると、80年代のテレビドラマに秀作が多いのに気付きました。
先週の「白虎隊」の脚本:杉山義法さんや山田太一さん、市川森一さんなど脂の乗った脚本家の作品が目白押しです。
これらの方々は皆さん大河の脚本も担当しています。

そこで今週から私が観ていこうとしているのが、「鎌田敏夫」さんの作品群です。
「俺たちの旅」や「金曜日の妻たちへ」を書いた方で「男女7人夏物語」が代表作ではないでしょうか。
大河は03年「武蔵」を書いたのですが、評価はイマイチでしたね。
やはりこの方は、80年代に脚本を書いたような「男女の心情の機微」が得意なのでしょうね。
ちょっとだけさわりを観ただけですが、「金曜日の妻たちへⅢ」などは、単なる「不倫ドラマ」を超越した深みを感じます。
リアルタイムで観てはいなかったので、この齢でハマリそうで少しコワイ!

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2011
06.19

白虎隊

Category: 幕末
今週は大河の総集編を離れて、「白虎隊」という86年に日本テレビ系で放送された作品のDVDを見てみました。
これは日本テレビが年末の紅白歌合戦に対抗して、85年から制作した大型時代劇の第2作目であります。
85年の「忠臣蔵」が第1作で、「白虎隊」の後は「田原坂」「五稜郭」「奇兵隊」「勝海舟」と幕末物が90年まで続いています。

かなり大河とかち合う部分が多いですが、出演者は森繁久弥や里見浩太朗など主演クラスが毎回出てくるのが特徴のような気がします。
当時私の年末は、レコード大賞や紅白歌合戦などの歌番組を中心に過ごしていましたので、初めての作品ばかりです。
今回「白虎隊」を観てみて、これらの大型時代劇ではなつかしい名優が多々出てくる作品が私にとって手付かずのまま残っていたことはラッキーでした。

まだ1作しか観ていませんが、大河はどちらかと言うと一般ウケする勝者側の物語が多いと思います。
反面この「白虎隊」も含めての作風は敗者側の悲哀を描くものが中心となっていますね。
単に白虎隊の悲劇を扱うだけではなく、「桜田門外の変」以降の幕末の動乱を会津側からの視点で描く壮大な歴史ドラマになっています。

作品を調べているうちに1点エピソードを見つけました。
坂本龍馬(中村雅俊)が薩長同盟を結びつけるワンシーンだけですが西郷隆盛が出てきました。
この西郷を演じていた役者さんが見たこともない俳優だったのですが、意外な人でした。
実はこのシリーズの脚本を担当した杉山義法さんという方。
この次回作「田原坂」(もちろん主役は西郷さん)への伏線だったのですね。

あともう1つ80年の大河「獅子の時代」をかなり意識しているなという感じでした。
森繁さんが演じていた井上丘隅という実在の会津藩士は「獅子の時代」の平沼銑次の父(加藤嘉)が投影されていますね。
また、戦いの最中に妊婦が女子を出産し、その子が明日への希望の象徴となるところなども似てました。
それと2013年の大河の主役と噂されている山本八重子(今は亡き田中好子さん)も活躍してましたよ。

ここでネタ明かしを1つ。
私のHNである「銑次郎」は実は「獅子の時代」の主人公から拝借したものでありました。
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2011
06.12

八代将軍吉宗

Category: 未分類
「新・平家物語」を返却に行った際に「八代将軍吉宗」の総集編を見つけてまたもや借りてみました。
この作品はとても面白かったのですが、なぜか完全版のDVDが発売されてない作品です。
翌年の「秀吉」とともに高視聴率だったにもかかわらず、ソフト化されないのが不思議でなりません。
NHKさん早めの対応をお願いします。

87年「独眼竜政宗」や2000年「葵徳川三代」と並ぶジェームス三木さん脚本の95年の放送です。
やはり三木さんの作品はテンポがよくユーモアに富んで、一流のエンターテイメント作品になっています。
元禄以降の江戸時代中期の太平の世の物語で、勇壮な合戦シーンもないのに1年間飽きずに観た記憶があります。
今の大河と比べると全てがプロの制作物という感じがします。
これってはっきり言って、脚本家の腕の差なんでしょうかね。

三木さんの作品に出てくる俳優さんって何かいつも同じような気がします。
いえいえ決して悪口ではありません。作風にマッチする俳優さんが同じなのでしょう。
多分、三木さんも脚本を書きながら意中の役者がセリフをしゃべるイメージが出来ているのでしょうね。

たとえば、「八代将軍吉宗」と「葵徳川三代」とを比較してみましょう。
       (八代将軍)  (葵徳川)
津川雅彦・・・徳川綱吉   徳川家康
西田敏行・・・徳川吉宗   徳川秀忠
中村梅雀・・・徳川家重   徳川光圀
小林稔待・・・吉宗の重臣  片桐且元
すまけい・・・吉宗の重臣  伊達政宗
佐藤慶・・・・・新井白石   増田長盛
細川俊之・・・徳川家宣   大谷吉継
江守徹・・・・・近松門左衛門 石田三成

ざっとこんなもんですが、女優さんも草笛光子、床嶋佳子、三林京子、森口瑤子なんかどちらにも出ていたようです。
そうそう今回「八代将軍吉宗」を16年ぶりに観て、気付いた点が1つありました。
主役の吉宗役の西田敏行さんが初めて登場する場面でのことです。
前にも書きましたが、吉宗が疱瘡(天然痘)を罹って瀕死の状態から 生き返った時のシーン。
頭を包帯でグルグル巻きにしていたのをとったら、何と顔が子役の少年から西田さんに変わっているという有名なシーンであります。

ここで発見したのが、子役の少年の顔。どっかで見た事があるなと。
そう思い出しました「葵徳川三代」で松平忠輝(家康六男)を演じていた阪本浩之さんという俳優さんでした。
調べてみると、この方もう32歳になられているのですね。
06年「功名が辻」では小早川秀秋をやっていました。

最後に津川雅彦さん、西田敏行さん、中村梅雀さんはいづれも三度徳川将軍をやっていますよ。
津川さん・・・家康、綱吉、慶喜(勝海舟で)
西田さん・・・家康(功名が辻で)、秀忠、吉宗
梅雀さん・・・秀忠(真田太平記と功名が辻で)、家重
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2011
06.04

新・平家物語

Category: 平清盛
早速、「新・平家物語」のDVDを借りて観てみました。皆さんお若いですね。
製作現場での葛藤や役者同士の戦いみたいなものを感じました。

この作品は1972年ですから、大河が始まって10作目でなんと言うか勢いがあります。
清盛役の仲代達矢さんも清盛の勢力が盛んになって行くのと同様に、役者として脂が乗って来ています。
やはり、この方あの眼は悪役の方が似合いますね。

総集編でしたので、サラサラーっと物語が流れて物足りないのは仕方ないですね。
リアルタイムで観ていたはずですが、40年も前。ほとんどの場面を覚えてないですね。
あまり主人公に身を入れて観てなかったのかもしれません。

本もそうですが、じっくりと噛み締めながら読んでいると場面場面が情景として記憶に残ります。
だからよく小説が映画やテレビドラマになって観ると、ガッカリするケースが多いですよね。
小説の濃い内容を2時間くらいの映像にするのは無理があるのでしょう。
そこへ行くと大河ドラマは1年間の長丁場です。本と同じようにじっくりと時間をかけて見せてくれます。
だから、大河ドラマは原作本以上の出来となる作品が多いのでしょうか。
しかも演じるのは、時代を代表する俳優さんたち。面白くないはずがありません。

「新・平家物語」の話に戻りますが、清盛の弟:経盛役に郷ひろみさんが出ていたのにはビックリ。
そしてその経盛が大人になってからは、古谷一行さんだったのには2度ビックリ。
その他に緒形拳さんや西田敏行さんら常連がチラッと出ていたのはちょっと感激。

あと2枚目俳優である田村正和さんや片岡孝夫さんは、やはり天皇の役でした。
田村さんは平治の乱で追われる悲劇の崇徳帝。
片岡さんは平徳子(佐久間良子さん)を皇后とする高倉帝。「太平記」の後醍醐帝を彷彿させました。
源義経役の志垣太郎さんの初々しさは特筆ものでしたね。

さてもさても華やかな作品でありましたが、来年の「平清盛」これと比較されると何かと大変だなと思います。
松ケンさんの奮起を期待します。



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