2010
11.27

平清盛にはマツケン

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仕事で出張に出ていたので、更新が滞ってしまいました。
帰って来たら、「2012年の大河:平清盛の主役は松山ケンイチ」というビッグニュースが入ってきました。
2週間ほど前にスポーツ紙がすっぱ抜いていましたが、火の無いところに煙で本当だったのですね。

若手の成長株で、「篤姫」の時の宮崎あおいの抜擢と状況が似ているような気がします。
多分、彼が演じるくらいですから清盛のかなり若い時から物語は始まるのでしょうね。
源平合戦のドラマでは清盛の晩年からしか出番がなかったので、若い時の話は新鮮だと思います。
そこで問題は、松山ケンイチが清盛の晩年をどう演じるかでしょうね。

実は私自身の「氏」も何を隠そう平氏でありまして、上杉謙信や織田信長も平氏なのであります。
よく歴史ドラマで「壇ノ浦で平氏は滅んだ。」という記述がありますが、これは大変な誤りです。
壇ノ浦で滅んだのは平家であって、平氏ではありません。
平氏の中で栄耀栄華を極めた平清盛一族を平家と呼び、彼らの栄枯盛衰を琵琶法師が語る物語のことを「平家物語」と言います。
だから壇ノ浦で滅んだのは伊勢平氏の一部であり、他の平氏は脈々と生き続けていることをお間違いなきように。
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2010
11.14

90年代の大河③

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95年「八代将軍吉宗」に引き続いて96年「秀吉」も面白かったですね。
「上げ潮じゃー!」と元気のいい秀吉を竹中直人さんが好演してました。
最初の頃、田んぼの中で人に抱え上げられた時、ふんどしから一モツが・・・という名物シーンで有名になりました。

私の記憶の中では、前年の主役の西田敏行さんと竹中直人さんがゴチャゴチャになっている部分があります。
西田さんも81年「おんな太閤記」で秀吉を演じており、コミカルな演技がどうしてもかぶるのです。
後年、NHKで作成された土曜ドラマ「菜の花の沖」(原作は司馬遼太郎)で主人公の高田屋嘉兵衛を演じていたのが西田さんだと長年思い込んでいました。
最近ネットで調べてみて、高田屋嘉兵衛は竹中さんだと分かり愕然としました。

ところで、この「秀吉」で少年期の石田三成を演じたのが今をときめく小栗旬さん。
昨年の「天地人」で、その映像が使われてビックリしました。(「天地人」の三成も小栗さん)
近江長浜の寺で休息していた秀吉に三杯の茶を出した有名な話ですね。
「三献茶」と言って、のどが渇いている最初はぬるく、次はやや温かく、最後は熱くと。
秀吉が「なんと気の利く子だ。」と三成を気に入って家来にした話です、
5年前にJR長浜駅前で、この銅像を見つけた時は感動で涙が出てきました。

sanken

あとは、この大河で久ぶりに存在感を出していたのが足利義昭役の玉置浩二さん。
今でも彼は奇行がありますが、ヘンな性格の義昭にピッタリでした。
多分、玉置さんの新境地を開拓した作品ではないでしょうか。

「秀吉」以降の97年「毛利元就」98年「徳川慶喜」99年「元禄繚乱」はいづれもパッとしない感じです。
しかし、当時の私の理解力が足りなかったのかもしれないので、DVDの発売やNHKアーカイブスでの確認を待って再度評価したいと思います。

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2010
11.06

90年代の大河②

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94年「花の乱」も4月から12月までの変則期間の放送でした。
これも前年の「炎立つ」と同様に意欲作なのですが、視聴者ウケの悪い作品の代表でしたね。
大河の視聴率としては03年「武蔵」にとって代わるまで最下位と言われ続けたものでした。

今まで馴染みの薄かった室町中期の「応仁の乱」前後が時代背景となり、
主役は八代将軍:足利義政の正室:日野富子。
この富子役に、これも視聴率には苦労した近代劇シリーズ86年「いのち」で主演した三田佳子さんを起用。
松たか子さんが演じていた娘時代はまあまあ新鮮でしたが、義政に嫁いでからは・・・
三田さん、お美しい方ではありますけれど少々無理があったように思います。

それとは別に義政(市川団十郎)の少年時代を実の息子:海老蔵さんがやっていたのは特筆ものでした。
また、この作品で一番目立っていたのは富子の兄:日野勝光を怪演していた草刈正雄さん。
腹黒い陰謀で公家の頂点に立ち、己の策略が失敗して死んでしまうという因縁の最後でした。
私は大河だけではなく、草刈さん全作品の中でこれが一世一代の「はまり役」だと思っています。

その翌年95年「八代将軍吉宗」は90年代では最も面白く感じた作品です。
くしくも前年の足利八代将軍から徳川八代将軍へのバトンタッチ。
主役は90年「翔ぶが如く」の西郷隆盛役以来の西田敏行さん。
西田さん、西郷役より吉宗役の方がフィットしていたように思います。

私がこの作品で好きだった人物は、吉宗の紀州時代からの傅役:加納久通。
気弱な吉宗を叱咤激励して、将軍まで上り詰めるサポートをした腹の据わった忠臣です。
この久通を演じていたのが小林稔侍さん。
小林さん、「翔ぶが如く」でも岩倉具視役で西田さんと共演していましたね。

ちなみにこの加納家はその後大名に取り立てられ、明治まで存続しています。
そして末裔である加納久宣という人が西南戦争の後に鹿児島県知事として赴任し、
鹿児島の復興に貢献したという話があります。
加納さんは吉宗だけではなく、西郷さんのフォローもしていたのですね。
現実と大河がクロスするようなお話でした。
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