2010.06.27 西郷吉之助
「龍馬伝」の西郷さんは高橋克実さんでしたね。
最近の西郷さんは「篤姫」の小澤征悦さんといい、やっと普通の人になりました。
以前は眉を太くメークし、肥満気味の重々しい役者がやるのが通例でした。
西田敏行さんあたりがいい例です。

他の役はいろいろな人がやるのに、どうして西郷隆盛だけは固定的なキャラなのか不自然な気持ちでした。
多分制作側の西郷に対する理解が不十分で、従来のイメージを踏襲したものになっていたのでしょう。
要するにドラマだから、どうゆう人物像にするかは作る側が自由にすればいいのです。
他の歴史上の人物は、いろいろな観点から作られていたのに、なぜ西郷さんだけは古いまま取り残されていたのでしょうか?

それは、日本の歴史上や現代の身近にもあまり存在しないタイプだったからではないでしょうか。
だから脚本家もどういった人物像にすればいいか迷い、従来のままでお茶を濁していたと思います。

私自身も西郷という人物がよく分かっていません。
司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を読んでも、うまく描ききっているとは思えず不満が残ります。
まだ読んでいない海音寺潮五郎の作品で、その辺が少しでも理解できたらいいなと考えていますが、
うーん、西郷どんは深い!
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お龍の話を書いていて思い出しました。「竜馬がゆく」でのお龍役の浅丘ルリ子さん。
こちらよりも「花神」でのおイネ(シーボルトの娘)の方がハマリ役でしたね。
大村益次郎の弟子となり、お互いに心を引かれ益次郎の最後を看取るという役回りでした。
何となく寅さん(男はつらいよ)の面倒を見るリリーと相通じるものを感じたのは私だけでしょうか。

この「花神」で大村益次郎を演じていたのが中村梅之助さん。
あまり沢山の作品には出てませんが、存在感のある役者ですね。
毎週レンタルして見ている「真田太平記」にも出ていますが、徳川家康役です。
容貌といい、とぼけた雰囲気といい、押し出しも強く、いい味出しています。

まだ出てきませんが、実の長男である中村梅雀さんも徳川秀忠役で出演しているはずです。
もうすぐ関ヶ原の合戦が始まるところなので、中仙道を進む途中で真田を攻めたために
関ヶ原に遅参するという大失態の場面が待っているのです。

この梅雀さんも父親譲りのなかなか味のある役者さんで、茫洋とした中にキリッとしたものを感じます。
優れた親のダメ息子というイメージの役が多いけど、果たして親父のように主役を張ることができるでしょうか。
大河では下記のように存在感のある役柄が続いてます。

95年「八代将軍吉宗」~徳川家重(九代将軍)
97年「毛利元就」~志道広良(元就の腹心)
00年「葵徳川三代」~徳川光圀(解説役)
06年「功名が辻」~徳川秀忠
08年「篤姫」~井伊直弼
2010.06.17 お龍
真木よう子

草刈民代さんにも度肝を抜かれましたが、もう一人度肝を抜かれたのがこの方。
ドドーーんと大砲級の・・・。お龍役の真木よう子さんです。
とってもこんな風には見えないでしょ。もうびっくりです。

歴代のお龍役はこんな人がやってました。

68年「竜馬がゆく」~浅丘ルリ子
74年「勝海舟」~川口晶
90年「翔ぶが如く」~洞口依子
08年「篤姫」~市川実日子

これらの方々と比べても真木さんのお龍はダントツに魅力的だと思います。
今回の大河「龍馬伝」見ものは福山雅治さんだけではなく、
「お登勢」と「お龍」であることがビジュアル的にお分かりいただけたでしょうか。
2010.06.13 今夜の龍馬伝
今回はあまりアクションがなく、人の心というか情愛を中心とした流れでした。
劇中CGで淡い緑の光を放つ蛍を飛ばして、物悲しさをかもし出していましたね。

お龍役の真木よう子さん、あまり知らない女優さんでパッとしない雰囲気です。
しかしネットでグラビアなどを拝見すると、ハッと息を呑む妖艶さです。
きっといつか美しく変身して視聴者をアッと言わせるNHKの魂胆でありましょう。

来週の予告編を見ていて驚いたのは、龍馬の亡くなった母(草刈民代さん)が再登板のようです。
どうやら役は伏見の寺田屋の女将:お登勢のようでした。
こういったサプライズの配役が今回の龍馬伝の特徴みたいです。
このお登勢の役は「竜馬がゆく」では森光子さん、「新選組!」では三谷幸喜物の常連:戸田恵子さんの両名が印象に残っています。

そうそうサプライズといえば、1・2ヶ月前でしたか朝日新聞の一面を使っての草刈民代さんのフルヌード。
バレエで鍛え抜かれた肉体美に度肝を抜かれました。
写真集を購入するまでには至りませんでしたが、そのお姿にただただひれ伏すばかりでありました。
草刈民代

2010.06.10 石田三成
明智光秀について書いたら、どうしてももう一人の敗軍の将:石田三成のことも書かないとね。
彼も戦国の名バイプレーヤーの一人でしょう。
光秀と違い冷静に計画的に事を起こしたのですが、あと一歩足りなかったことが大いに悔やまれます。

三成を主人公にした司馬遼太郎の「関ヶ原」やそれを原作にした81年TBSの「関ヶ原」で、敗者側の視点が詳しく描かれています。
その時の石田三成役は加藤剛さん、徳川家康役は今は亡き森繁久彌さんでした。おなつかしいですね。

それでは歴代の大河ではどんな方が演じていたのでしょうか。同じように振り返ってみましょう。

65年「太閤記」~石坂浩二・・・頭のよさそうなインテリ優等生
71年「春の坂道」~中村敦夫・・・よく覚えていません
78年「黄金の日日」~近藤正臣・・・「国盗り物語」の明智光秀とコンドウ(混同)しそう
81年「おんな太閤記」~宅麻伸・・・エリート風の嫌なヤツ、ねねと敵対関係
83年「徳川家康」~鹿賀丈史・・・徳川家に対立する人は、みんな暗く描かれてる
87年「独眼竜政宗」~奥田瑛二・・・これもあんまりよく描かれてない小人物
96年「秀吉」~真田広之・・・「太平記」の主役を持ってくるとは
00年「葵徳川三代」~江守徹・・・家康に対立する忠義の人という準主役扱い
02年「利家とまつ」~原田龍二・・・とんと印象なし
06年「功名が辻」~中村橋之助・・・静かで大人っぽい、女性ドラマはいい人が多い
09年「天地人」~小栗旬・・・ちょっとイメージ違うんじゃない

そうですね。若い時は石坂浩二さん、晩年の関ヶ原の時は江守徹さんがマッチしてたと思います。

2010.06.07 明智光秀
毎年6月になると思い出されます。旧暦の6月2日に起こった「本能寺の変」。

「時は今 天が下しる 皐月かな」明智光秀が出陣の前に詠んだと聞いています。

時=明智の源流である土岐源氏を表す
天が下しる(あめがしたしる)=天下をとるという意気込み

でも本当に光秀は天下を狙っての挙兵だったのでしょうか?疑問です。
あまりにも準備がおろそかで、追い詰められた心理状態で急襲しうまく行ったのではないかしら。

ところで明智光秀という人物、三英傑や信玄・謙信ほどではありませんが、
戦国物において、いなくてはいけない魅力的キャラです。
歴代の大河ではどんな方が演じていたのでしょうか。振り返ってみましょう。

65年「太閤記」~佐藤慶・・・これぞ光秀役の極めつけ
73年「国盗り物語」~近藤正臣・・・カッコいい方の光秀の典型
78年「黄金の日日」~内藤武敏・・・ガマンにガマンを重ね爆発
81年「おんな太閤記」~石浜朗・・・誠実だけど融通が利かん
83年「徳川家康」~寺田農・・・うーん暗いなあ
92年「信長」~マイケル富岡・・・配役の意図がよう分からん、なんでハーフなの
96年「秀吉」~村上弘明・・・久しぶりによく描かれ、一番ハンサム
02年「利家とまつ」~萩原健一・・・相変わらずの怪演で存在感あり
06年「功名が辻」~坂東三津五郎・・・静かで大人っぽいので、勢いがイマイチ

やっぱ私は佐藤慶さんが一押しで、狂気の萩原健一さんもそれなりにいいかなと思います。
実像は内藤武敏さんあたりが一番近いのかもしれませんね。

「ドリーム大河」調子に乗って幕末編の配役も考えてみました。

西郷隆盛・・・渡辺謙
大久保利通・・・鹿賀丈史
島津斉彬・・・加山雄三

吉田松陰・・・篠田三郎
高杉晋作・・・中村雅俊
桂小五郎・・・米倉斉加年

坂本龍馬・・・藤岡弘
武市半平太・・・高橋英樹
山内容堂・・・江守徹

徳川慶喜・・・本木雅弘
勝海舟・・・渡哲也
井伊直弼・・・杉良太郎
近藤勇・・・瑳川哲朗
土方歳三・・・栗塚旭

篤姫・・・深津絵里
和宮・・・堀北真希
今年の1月11日に始めたこのブログも今回で丁度100話になります。
それを記念して「ドリーム大河」と銘打ち、オールスター戦国大河ドラマの配役を考えてみました。
年齢構成がバラバラなのはご容赦下さい。

武田信玄・・・松平健
上杉謙信・・・石坂浩二
織田信長・・・高橋幸治
豊臣秀吉・・・緒形拳
徳川家康・・・津川雅彦
伊達政宗・・・渡辺謙

斉藤道三・・・平幹二朗
明智光秀・・・佐藤慶
足利義昭・・・伊丹十三
前田利家・・・滝田栄
石田三成・・・近藤正臣
山本勘助・・・西田敏行
黒田如水・・・田村高広
本多正信・・・神山繁
徳川秀忠・・・中村梅雀
真田幸村・・・若林豪

濃姫・・・松坂慶子
お市・・・夏目雅子
淀殿・・・三田佳子
お江・・・岩下志麻
ねね・・・藤村志保
まつ・・・八千草薫
千代・・・大原麗子