大河の日日

「大河ドラマ」の感想・思い出と「城めぐり」や「街道歩き」の紀行文

Archive [2010年05月 ] 記事一覧

真田太平記

最近DVDをレンタルして85年の「真田太平記」を見始めています。毎週1巻づつ見て、向こう3ヶ月くらいは楽しめますね。すっかり忘れていたオープニングテーマがいいですね。スペイン風のボレロ(シロウトなのでそう感じます)で、耳にとっても心地よい。全体で四季を表しているそうです。2000年の「葵徳川三代」は純和風で四季を表現してましたから好対照です。最後の方で変調して急に明るくなるところが好きですね。そうそ...

馬上少年過ぐ

馬上少年過(馬上少年過ぐ)世平白髪多(世平らかにして白髪多し)残躯天所赦(残躯天の赦す所)不楽是如何(楽しまずんば是如何)若い頃は天下を夢見て戦いに明け暮れたが、今は世も治まり自分は老いてしまった。余生は大いに楽しもう。という天下を取れない悔しさを詠んだ政宗晩年の漢詩である。天下の覇権を夢見た政宗。しかし時代はすでに秀吉、そして家康の体制が出来上がっていたのである。年齢の差だけではなく、活躍の場所...

鶺鴒(せきれい)の花押

「独眼竜政宗」において政宗は太閤秀吉(勝新太郎)から3度も窮地に追い込まれました。①小田原への遅参②大崎・葛西一揆への煽動③豊臣秀次への連座そのいづれも知恵と勇気で切り抜けるのですが、確かにハラハラするような名シーンの連続でした。「小田原への遅参」については、以前大河最高の名シーンとして紹介しました。今日はそれに次ぐ危機一髪の対決であった「大崎・葛西一揆への煽動」について。東北の暴れん坊:伊達政宗の...

成実と小十郎

今日は政宗の両腕ともいえる重臣の伊達成実と片倉小十郎について。先ずは伊達成実から、伊達一門の遠戚にあたり年齢も政宗の1歳下と近く、幼馴染でもあります。勇猛果敢な性格で、実戦ではいつも先頭に立って戦いました。戦いの時代が終わると軟弱な風潮を嘆き、一時は伊達家を出奔しますが太閤死後の争乱の時に復帰します。長命であったから、政宗の最後も看取る役回りとなり最終回まで出番がありました。演じていたのは、百恵ち...

序盤の主役

「独眼竜政宗」のヒットした理由の1つとして・・・主役の渡辺謙さんがなかなか出てこんのです。ドラマが始まって2月くらいまででしたかな。前々回の梵天丸や前回の愛姫、それに藤次郎(少年政宗)といった子役で引っ張りました。視聴者は渡辺謙がいつ登場するのかと、ハラハラドキドキして待たされます。この期待感が圧縮され、やっとこさ主役の出番を迎えた2月下旬にドッと盛り上がりました。NHKもようやりましたねぇ。この...

愛姫(めごひめ)

福島県田村郡三春町、ここが伊達政宗室の愛姫(めごひめ)のふるさとである。内陸部にあり、桃と梅と桜が同時に咲くということで、三春と呼ばれている。やけに詳しいでしょ。実はこの解説もドラマのオープニング前のナレーションにあったからです。古代の征夷大将軍:坂上田村麻呂を先祖にもつという古豪:田村氏の一人娘であるが、戦乱の時代には生き延びるための政略結婚として僅か12歳で1つ上の政宗に嫁いだ。田村氏には男子...

横井小楠

本日の「龍馬伝」を見ていて、横井小楠の描かれ方に違和感を感じました。クールでスケールを感じさせない矮小な人物でしたよね。よく幕末物で、龍馬の師匠:勝海舟の言葉として出てきます。「オレはこの世の中で怖え人物を二人見た。薩摩の西郷と熊本の横井小楠だ。」とこの表現からすると、かなりの鋭い人物だったのではないでしょうか。当時としては最先端のアメリカにおける大統領制を理解していたと言われています。結局あまり...

梵天丸もかくありたい

先ずはクリック⇒ オープニングどうです。当時生で見ていた頃の興奮がよみがえりますね。待ちに待った日曜日の大河ドラマにおける時代劇。しかも主役は信長・秀吉・家康といった三英傑ではなく、若武者:伊達政宗。当時の番組宣伝フレーズによると、デビューしたばかりのプロ野球の清原選手を若武者に見立て、長嶋や王が秀吉と家康で清原が政宗くらいの年齢差に匹敵するとの説明でありました。まことに視聴者の視点で分かり易いた...

水曜時代劇

84年から86年の3年間は、大河としては珍しく「山河燃ゆ」「春の波涛」、「いのち」など現代劇が続きました。私自身集中して見た記憶がありませんが、視聴率もパッとしなかったようです。NHKも考えたのでしょう。その代わりにこの3年間は、水曜ドラマとして時代劇を放映しました。他の2作品は見ませんでしたが、85年の「真田太平記」は時折見ていました。真田昌幸に丹波哲郎、信之には渡瀬恒彦、幸村には草刈正雄という...

徳川将軍

歴代の徳川将軍で大河によく出てくるのは、戦国物では初代家康と2代秀忠。元禄の忠臣蔵では5代綱吉と8代吉宗あたり。そして幕末物では14代家茂と15代慶喜でしょう。こういった将軍の役を幾度も演じている人がいます。最多は津川雅彦さんではないでしょうか。74年「勝海舟」では慶喜87年「独眼竜政宗」では家康95年「八代将軍吉宗」では綱吉00年「葵徳川三代」では再度家康と4回も将軍になりました。次に目に付くの...

佐藤慶さんを偲ぶ

佐藤慶さん(81歳)の訃報を知りました。大河ドラマの常連さんで、貴重な脇役&悪役の方でした。つい最近まで出演されていた記憶があるので、もっと若い方だと思ってました。大河には沢山出ていますが、特に印象に残っている作品は65年「太閤記」~明智光秀・・・これが当たり役70年「樅ノ木は残った」~伊達兵部・・・悪いやっちゃ83年「徳川家康」~武田信玄・・・策略家としてはこんなタイプ93年「炎立つ」~源頼義・...

おんな太閤記

「おんな太閤記」「いのち」「春日局」はいづれも橋田壽賀子さんのオリジナル作品です。この中では「おんな太閤記」が一番面白かったですね。話の筋にテンポがあり、合戦シーンより人間関係のあやを重視したドラマでした。主役は秀吉の妻:ねね、佐久間良子さんが演じてました。佐久間さん、この頃は40歳くらいだったでしょう。ねねが若い時は少し無理があった気がしますが、中盤以降の実年齢に近くなってからは非常に魅力的でし...

女性が主役

今宵は女性が主人公だった作品を振り返ってみましょう。67年「三姉妹」81年「おんな太閤記」85年「春の波涛」86年「いのち」89年「春日局」94年「花の乱」02年「利家とまつ」06年「功名が辻」08年「篤姫」全部で9作品ありますが視聴率的に成功したのは、「おんな太閤記」「いのち」「春日局」。最近の「篤姫」などは停滞気味の中で、やや挽回したという評価でしょうか。成功の原因は1にも2にも主演女優の魅力...

女性の位階

さて再度「春日局」の話に戻って歴代の女優さんを確認してみると、71年「春の坂道」・・・司葉子89年「春日局」・・・大原麗子00年「葵徳川三代」・・・樹木希林希林さんが演じると「翔ぶが如く」での幾島(篤姫の教育係)と同じ雰囲気になります。私の感覚では大原麗子さんほどとは言いませんが、もうちょっと女っぽい方のような気がします。ところでこの「春日局」という尊称は朝廷から賜った名前で、当時としては破格の待...

龍馬と海舟

龍馬(福山雅治さん)と海舟(武田鉄矢さん)はかなり息が合ってますね。多分、武田さんがうまくペースに乗せているような雰囲気がします。さすがに年の功で、どういう状況でも面白く見せるというエンターテイメント性を武田さんには感じます。今回の「龍馬伝」を見ていて思ったのは、土佐藩以外の登場人物をわざと薄っぺらく描いているのかしら。三条実美とか一橋慶喜とか眉を薄くしたり薄笑いを浮かべて、ちょっと変質的なタイプ...

今宵もお馴染みの顔でござる

このセリフ「葵徳川三代」で語り部の水戸光圀(中村梅雀)が枕にしていた言葉である。この作品は「春日局」と重なり合う部分が多くあります。どちらにも出ていた俳優さんでよく覚えているのは、以下の3人かな。江守徹~斉藤利三(おふくの父)、石田三成山下真司~稲葉正成(おふくの夫)、黒田長政香川照之~小早川秀秋、宇喜多秀家左が「春日局」での役、右が「葵徳川三代」での役です。さすが11年の歳月を経過して、皆さん役...

ご案内

プロフィール

柴 銑次郎(通称しばせん)

Author:柴 銑次郎(通称しばせん)
大河ドラマ大好き。
小学生の時に第1作「花の生涯」を見てから、すでに半世紀。
日本のドラマ作りの執念が、作品1つ1つに凝縮されています。
リアルタイムに見続けた感動を後世に伝えるのが私の使命と信じています。

最新記事

FC2カウンター

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード