大河の日日

「大河ドラマ」の感想・思い出と「城めぐり」や「街道歩き」の紀行文

Archive [2010年04月 ] 記事一覧

春日局

この作品、大河の全盛期(87年~91年)の作品で視聴率もよかったのですが、他の作品に比べ印象は薄いのです。多分仕事が忙しい時期でもあり、あまり見てなかったのでしょう。もしDVDで発売されることがあれば、今度は真面目に見たいものです。橋田壽賀子さんの脚本で、「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」の出演者が多く出ていますね。「本能寺の変」や「山崎の戦い」を敗れた明智側から描いており、ユニークな視点でよく知っ...

三姉妹のその後

昨日の続きで、「春日局」で浅井三姉妹の成人後の配役も振り返ってみましょう。淀殿:喜多嶋舞⇒大空真弓お初:宮沢りえ⇒松原智恵子お江:坂上香織⇒長山藍子グッと貫禄が出てくる布陣ですね。大空さんの淀殿はイイ線行ってると思いますし、長山さんの気の強さもお江の雰囲気があります。なんてったって、旦那の徳川秀忠が中村雅俊さんですから姉さん女房に頭が上がらんでしょうね。そして子供の三代将軍:家光が江口洋介さんですか...

「江〜姫たちの戦国」のキーパーソン

来年の大河は記念すべき第50作目となりますが、果たしていかに。先日、浅井(くどいですが「アザイ」と読みます)三姉妹については少し地味かなと書きました。「篤姫」の宮崎あおいさんの時もやや不安を感じましたから、良く知らない若い女優さんの時はいつもそうかもねと思い直しました。今回のキーパーソンは淀殿(茶々)役の宮沢りえさんではないでしょうか。りえさん少女の時はキュートで可愛らしかったですが、激やせ後は雰...

2度目の登場

今年の「龍馬伝」は68年の「竜馬がゆく」以来の坂本龍馬が主役です。過去の大河で2度も主人公になったのは他に3人います。73年「国盗り物語」と92年「信長」での織田信長。65年「太閤記」と96年「秀吉」での豊臣秀吉。83年「徳川家康」と2000年「葵徳川三代」での徳川家康。やっぱり三英傑の名前が上がりましたねー。いつも歴史上の人物で龍馬と並び人気を二分するのは信長ですが、大河での作品では秀吉の方が評...

主人公のスケール

ここ10年くらいの大河を見ていると、主人公のスケールが小さくなりました。2000年の「葵徳川三代」の家康や2001年「北条時宗」を最後に出てくる主人公がグッと小粒になってしまいましたね。かつての大河は信長・秀吉・家康などの最高権力者が主人公なので、誰でも知っているエピソードをダイナミックに表現するという演出がウケていたと言えるでしょう。最近の主人公では直江兼続、篤姫、山本勘助、山内一豊などのチマチ...

勝麟太郎

「龍馬伝」武田鉄矢さんの勝麟太郎、けっこうイケてました。総髪(月代を剃らない)が案外似合っていたので、一瞬三船敏郎風に見えてました。さすが年の功、勝の雰囲気をよく出してましたね。実際はあの頃の勝は40前でしょうから、実年齢は20歳くらいの開きが。でも40前の役者が演じたら勝の重みは出て来ないでしょうから、仕方ないでしょうね。時代の流れから負けた幕府側には人材がいなかったように語られますが、大久保一...

龍馬の明治

以前、中津文彦作「龍馬の明治」という本を読んだことがある。龍馬が京都:近江屋で襲われるが、命をとり止め明治の世を生きて行く。というシュミレーション小説です。倒幕という形をとらず、なだらかな廃幕という手段で明治となり、初代内閣総理大臣には西郷隆盛が就任する。問題山積で2代目は岩倉具視となるが、うまく行かず。ついには3代目として龍馬が登場し、欧米列強との交渉に奔走するというストーリーである。なかなか面...

浅井三姉妹

来年の大河「江~姫たちの戦国」に出演する浅井三姉妹役が決まったそうです。長女の淀殿(茶々)には宮沢りえさん、次女の初には水川あさみさんということだそうです。ちょっとパッとしませんねぇ。主役の江(ごう)も上野樹里さんということで、個人的にはパワー不足の感です。上野さんと水川さんは「のだめカンタービレ」つながりらしいです。そうそう思い出しました。水川さん「風林火山」にも出てました。佐藤隆太さんとからみ...

土佐勤皇党

「龍馬伝」の第2部が始まりました。ここでの主役は武市半平太ですね。今回の大河についてなんとなく感じてきたのは、通しての主役はもちろん龍馬ですが、第1部は岩崎弥太郎、そして第2部は武市と焦点を当てる人物を変えているようです。土佐勤皇党を組織して土佐藩をリードし、朝廷の力で尊皇攘夷一色にしようとする今が武市の絶頂期であります。しかし、その裏で岡田以蔵を使いテロをあやつるという暗黒の面が、将来の不安を感...

「大仏開眼」後編

後編もまずまずでしたが、前編の方が主要人物(真備、仲麻呂、玄)が生き生きとしていましたね。やはり若い時代の演技の方が役者さんもテンションが上がるのでしょうか。ふとニュースで見た新党「たちあがれ日本」の行く末が心配に。どうも余計なことでした。後編は吉備真備(きびのまきび)・・・読み方が分からん人もいるそうで50歳くらいから70歳くらいまでを描いているはずですが、吉岡さん、いつまでも若々しくていいで...

遣唐使:吉備真備

今夜「大仏開眼」の後編があります。1つの時代の出来事なのですが、結構我々が知っている歴史上の有名人が沢山出てくることに感心しています。主役の吉備真備、藤原仲麻呂、玄、聖武天皇、光明皇后、孝謙天皇、橘諸兄、行基など話を広げるなら5回くらいはもちそうですが、今夜で終わりですか。少し残念。吉備真備は政争に負けて、再び唐に渡るはずです。その当時の遣唐使は命懸けですから、生きるか死ぬかは五分五分です。左遷...

武田秀吉と西田秀吉

前回、勝海舟役の武田鉄矢さんについて書きましたが、83年の「徳川家康」での秀吉役の思い出に付け加えたいことがありました。実は武田さん81年の「おんな太閤記」の時も秀吉役のオファーを受けてたそうです。佐久間良子さんが「ねね」で主役だった作品です。でもこの時の秀吉は西田敏行さんでしたね。そうですねー、西田さんも演技に不満はありませんが、秀吉のイメージとはちょっと違いますね。やっぱり武田さんの方が秀吉に...

勝海舟

「龍馬伝」ついに勝海舟が登場しました。武田鉄矢さん、ちょっとフケ過ぎかなーとは思いましたが、「篤姫」の北大路欣也さんよりはマシかなと思い直しました。そういえば、北大路さんは元祖竜馬でしたね。武田さんは大河では味のある役が多いです。「太平記」での楠木正成なんか旧来のイメージを打ち破る田舎のオッサン風で好演でした。「徳川家康」での太閤秀吉、余命幾ばくも無いところで家康はじめ五大老に向かい「秀頼のこと、...

「大仏開眼」前編の感想

率直に面白かったですね。主役の吉備真備役の吉岡さん、この人が出てくるとホンワカとユーモラスになっていいですね。貴重な役者さんです。でも、ゆるキャラだけではなく藤原仲麻呂が反乱を起こしそうな状況で乗り込み、胸に剣を当てられながらも相手を論破しながら「どうだ、どうだ!」と前に進む場面は、ただの学者ではなく政治家としての手腕をうまくイメージ出来ていました。好演です。草刈正雄さん、相変わらずここでも貴族の...

大仏開眼

今夜NHKにて放送されるそうです。 ⇒ 大仏開眼「聖徳太子」「大化の改新」に次ぐ古代史物第3弾とのこと。この辺の時代のものは1年間通してやる大河ではちとシンドイかも。いろいろ時代考証なども難しいでしょうし、セットや道具も揃えるとお金もね。大河ドラマで一番古い時代を扱ったのは1976年の「風と雲と虹と」です。平将門や藤原純友が出てきた承平天慶の乱を中心に描いていました。ところで、この大河は主題歌もあ...

『翔ぶが如く』失敗論

司馬作品のファンからよく聞かれる「翔ぶが如く」失敗論について検証。「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」を書き終えた司馬遼太郎がその間を埋めるために書いたのが「翔ぶが如く」です。土佐からの視点が「竜馬がゆく」であり、長州からの視点が「花神」、そして最後の薩摩からの視点が「翔ぶが如く」なのであります。まあ長い物語に小説の読者としては根気がいりますね。文庫本でなんと10冊です。ゆとり世代の若者では、果たして読...

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プロフィール

柴 銑次郎(通称しばせん)

Author:柴 銑次郎(通称しばせん)
大河ドラマ大好き。
小学生の時に第1作「花の生涯」を見てから、すでに半世紀。
日本のドラマ作りの執念が、作品1つ1つに凝縮されています。
リアルタイムに見続けた感動を後世に伝えるのが私の使命と信じています。

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