大河の日日

「大河ドラマ」の感想・思い出と「城めぐり」や「街道歩き」の紀行文

Archive [2010年03月 ] 記事一覧

「翔ぶが如く」と「竜馬がゆく」

「翔ぶが如く」をベースに過去の大河と見比べていますが、ついに遡ること「竜馬がゆく」との比較。さすがにここまで来ると覚えている人も少ないから言いたい放題です。高橋英樹さん、なんと「竜馬がゆく」にも出てたんですよ、武市半平太で。ほんと、いい役をいつも振られますね。これがきっかけで時代劇俳優になったみたいです。もう1人両方に出ていたのが三木のり平さん。「翔ぶが如く」では江戸の火消しの棟梁:新門辰五郎。「...

「翔ぶが如く」と「花神」

77年の「花神」と90年の「翔ぶが如く」。13年の開きがありますが、どちらにも出演していたのが次の3人。いづれも大河の常連さんです。西田敏行  山県有朋  西郷隆盛高橋英樹  河井継之助 島津久光草笛光子  野村望東尼 お由羅の方左側が「花神」での役ですが、ここでも高橋英樹さん出てましたね。なかなかおいしい役どころばかりです。女優最多出演の草笛さん、さすがKEYとなる女性の役での出番が多い。野村望東...

「翔ぶが如く」と「篤姫」

「翔ぶが如く」の西郷さん役は西田敏行さんでしたが、前にあまり合ってなかったと書いたことがあります。その時に次の西郷役には渡辺謙さんを推薦しました。なにげなく「翔ぶが如く」の配役を思い出していたら、思わぬ発見。西郷さんの最初の妻:俊を演じていたのが南果歩さん。南果歩さんはなんと渡辺謙さんの実の奥様ではないですか。これって、暗示しているのでしょうかねぇ。「翔ぶが如く」と一昨年の「篤姫」、同じ薩摩を扱っ...

「翔ぶが如く」とは

90年の「翔ぶが如く」を見ていた頃は深く考えていませんでしたが、原作の方を読んでみても、西郷さんの考え方や行動がよく分からず全然行動的ではないので、なぜタイトルが「翔ぶ・・・」なのかと。原作は明治維新後の征韓論のドタバタから始まります。司馬さんの意図としては薩摩兵児(へこ)たちの行動力つまり「翔ぶように襲い、翔ぶように去って行く。」というイメージをタイトルにしたと記憶しています。さて、原作とは違い...

花神(かしん)とは

「花神(かしん)」とは?先ずこれをクリックして見て欲しい。花神総集編なんとも優雅なワルツ調のオープニングテーマではないでしょうか?この作品は司馬遼太郎の「花神」「世に棲む日日」「十一番目の志士」「峠」などの作品を総合して脚本化した、言わば司馬作品の幕末物を集大成した作品です。この作品を思い出すと連想するのが、同じ時期に活躍した名競走馬トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスを思い出します。と...

倒幕側の視点

龍馬の脱藩が近づいてきて、だんだん面白くなった「龍馬伝」ですが、制作側の意図は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を否定することから始めたそうです。そうでしょう。そうしないと新しい龍馬像は作れないでしょうね。今回の福山:龍馬は普通の人の目線から徐々に目覚めて行くという感じで、視聴者が龍馬とともに成長して行くように構成されている気がします。そういう地道な作り方は好感が持てますね。同じ土佐をベースにした「竜馬が...

樅の木は残った・・・読後感想

やっとこさ「樅の木は残った」の原作本を読み終わりました。結構ダラダラと書いてあるので、読み続けるのに手間がかかりました。面白かったのは、「断章」というタイトルで挿入されている部分。物語の進展に合わせて、悪役の伊達兵部が家臣やあちこちへ送り込んでいるスパイと会話しているシーンです。1人称で兵部の言葉だけで成り立っていますが、こういう表現方法は山本周五郎さんのオリジナルでしょうか?いつかマネしてみまし...

海老蔵悪役起用説

海老蔵さんの話題を載せたら、急にアクセス数が増えましたね。長丁場の大河では不人気ですが、アクがありますからスポットものでは人気があるのではないでしょうか。異様な存在感ありますよね。03年の「武蔵MUSASHI」の時も前半はよかったのですが、中盤以降ダレてしまいました。NHKスタッフも時代劇で存在感がある俳優さんは少ないですから大事に育てたいという気持ちもあったでしょうね。ストーリーが単調すぎて、前半の吉...

不人気大河の理由2

さて、昨日の続きで視聴率ワースト2の68年「竜馬がゆく」について。司馬さんの小説は、踊るような青春物語で長い作品ですが一気に読めます。テンポと歯切れがよく、のめり込むように読破した記憶があります。大河の方ですが、高校2年生で「のめり込む」ように見た覚えはありません。多分テンポ歯切れともよくなかったのではないでしょうか。今の「龍馬伝」と同じく、主役の竜馬(北大路欣也)さんも印象薄いです。反面、武市半...

不人気大河の理由1

歴代の大河で特に評判が悪かった作品について考えてみましょう。視聴率のワースト3は、①花の乱②竜馬がゆく③武蔵MUSASHIという順番です。先ずワースト1位の「花の乱」について。時代背景が応仁の乱あたりということで、あまりなじみが無いです。そして物語が難解で暗かった。最悪なのは主役の三田佳子がチャーミングでないことが一番の原因では。色気がない、可愛げがない、オバンであると・・・ちょっと言いすぎか。でも脇役はわ...

明治の顕官

司馬さんの作品を勧める時、先ずは「竜馬がゆく」を紹介します。時代の流れとしては次に「翔ぶが如く」、そして最後は「坂の上の雲」と幕末から明治という時代を追って行くのが順当でしょう。司馬さんの作品を読んでいると、度々出てくる記述があります。爵位を得て栄達をした明治の顕官たちが、夜毎にふと後ろめたい気持ちになる時がある。それは今の自分の政府における立場は、幾多の志士たちの犠牲の上に成り立っているというこ...

西郷隆盛役は

昨日の続きで、西郷隆盛にはどの俳優さんがいいのか?ところで少しばかり薀蓄を。西郷さんの本名は隆永(たかなが)と言います。隆盛はお父さんの名前だったのを明治維新後間違って登録したものです。一旦登録したものを訂正するのは、西郷さん潔しとは思わなかったのでしょう。「よかよか」と、その後は隆盛という名前で通したということです。性格がにじみ出るお話ですよね。本題に戻って、戦国時代の例えば信長・秀吉・家康など...

大河と司馬さん

大河ドラマの原作者として司馬さんの作品は多いですよね。ざっと並べても6作品がすぐに思い出されます。①竜馬がゆく②国盗り物語③花神④翔ぶが如く⑤徳川慶喜⑥功名が辻やはり司馬さんの作品は大河向きであると言えます。私もほとんどの作品は読んでいますが、まだ読んでいない人に勧める時1に「竜馬がゆく」で次が「国盗り物語」という順番です。でも映像化された作品の場合は、1が「翔ぶが如く」で次が「花神」になりますね。活字...

隠れイチョウ

今朝のニュースで鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏の木が倒壊したことを知りました。今年も初詣に行って、石段の横にあったのを記憶しています。一説には、鎌倉幕府3代将軍:源実朝を暗殺した公暁(2代将軍:源頼家の子)がこの木に隠れていたという話が残る由緒ある木でとても残念なことです。この辺の出来事は79年「草燃える」くらいでしか描写されていませんが、線の細い実朝役を篠田三郎さんが演じていたのを覚えてます。戦国時代や...

そりゃないぜよ

昨日、「太平記」で後藤久美子さんが北畠顕家を演じていた話をしていたら、顕家の父:北畠親房を近藤正臣さんがやっていたのを思い出しました。「神皇正統記」を書いた南朝方の策士という役柄でした。近藤さん、旧くは「国盗り物語」の明智光秀や「黄金の日日」の石田三成など緻密で正義感あふれる役柄が多かったのに、「太平記」あたりから陰謀家のような役回りが増えてきました。今回の「龍馬伝」にも出演されていて、なんと白髪...

大河の華5:後藤久美子

大河の華としての最終回は、後藤久美子さんこと「ゴクミ」について。この人こそまさに「国民的美少女」という名称にふさわしい方です。僅か2作品の出演でしたが、今でも衝撃的な印象を残しています。87年「独眼竜政宗」における少女時代の愛姫(めごひめ)、可愛いかったなあ。憂いを秘めた美しい横顔、中学生くらいでこれが出せる少女はなかなかいません。「この初々しさを永遠に残しておきたい。」とせつに思いましたが、すぐ...

大河の華4:沢口靖子

今日は元祖お姫様女優の沢口靖子さんについて。これほど生まれながらの「お姫様」という雰囲気のある方はいないでしょうね。いつまでもお嬢様だと思っていたのですが、今年で45歳になるそうです。月日の経つのをつくづくと感じてしまいます。最近ではお姫様というより「科捜研の女」というクールな雰囲気かな。87年「独眼竜政宗」五郎八姫(伊達政宗の長女)91年「太平記」赤橋登子(足利尊氏の正室)96年「秀吉」おね(秀...

大河の華3:松坂慶子

今宵は大河7作品出演の3人目、松坂慶子さんの登場です。73年「国盗り物語」濃姫75年「元禄太平記」瑤泉院79年「草燃える」茜と小夜菊の二役85年「春の波濤」主役の川上貞奴97年「毛利元就」杉の方(父親:弘元の側室)05年「義経」平時子08年「篤姫」幾島どうです。なかなか重い(体重ではありません)役が多いでしょう。「春の波濤」なんかは主役ですよ。夫役の川上音二郎は中村雅俊さんでしたね。この主演した作...

大河の華2:松原智恵子

松原智恵子さん、今の「龍馬伝」にも出演されていて息が長いですよね。いつまでも清楚で美しい方です。この方も大河は7回の出演になります。73年「国盗り物語」お市75年「元禄太平記」町子(柳沢吉保の側室)81年「おんな太閤記」京極殿(秀吉の側室)89年「春日局」お初(淀殿の妹)95年「八代将軍吉宗」鷹司信子(5代将軍:綱吉の正室)02年「利家とまつ」前田家家臣の妻10年「龍馬伝」坂本伊與(龍馬の義理の母)こ...

大河の華1:藤村志保

今日からは私の思い入れの強い女優さんのお話などを。第1回は藤村志保さん。あこがれのお姉さんという印象ですかね。最初にお目にかかったのは65年「太閤記」の「ねね」役です。この秀吉の正室の名前ですが、この作品や「おんな太閤記」では「ねね」と呼ばれてました。後年の96年「秀吉」では「おね」になっていました。どちらが本当なんでしょうかね。漢字では「寧子」と書いてありますが、読みはどっちか分からないらしいで...

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プロフィール

柴 銑次郎(通称しばせん)

Author:柴 銑次郎(通称しばせん)
大河ドラマ大好き。
小学生の時に第1作「花の生涯」を見てから、すでに半世紀。
日本のドラマ作りの執念が、作品1つ1つに凝縮されています。
リアルタイムに見続けた感動を後世に伝えるのが私の使命と信じています。

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