2011
06.19

白虎隊

Category: 幕末
今週は大河の総集編を離れて、「白虎隊」という86年に日本テレビ系で放送された作品のDVDを見てみました。
これは日本テレビが年末の紅白歌合戦に対抗して、85年から制作した大型時代劇の第2作目であります。
85年の「忠臣蔵」が第1作で、「白虎隊」の後は「田原坂」「五稜郭」「奇兵隊」「勝海舟」と幕末物が90年まで続いています。

かなり大河とかち合う部分が多いですが、出演者は森繁久弥や里見浩太朗など主演クラスが毎回出てくるのが特徴のような気がします。
当時私の年末は、レコード大賞や紅白歌合戦などの歌番組を中心に過ごしていましたので、初めての作品ばかりです。
今回「白虎隊」を観てみて、これらの大型時代劇ではなつかしい名優が多々出てくる作品が私にとって手付かずのまま残っていたことはラッキーでした。

まだ1作しか観ていませんが、大河はどちらかと言うと一般ウケする勝者側の物語が多いと思います。
反面この「白虎隊」も含めての作風は敗者側の悲哀を描くものが中心となっていますね。
単に白虎隊の悲劇を扱うだけではなく、「桜田門外の変」以降の幕末の動乱を会津側からの視点で描く壮大な歴史ドラマになっています。

作品を調べているうちに1点エピソードを見つけました。
坂本龍馬(中村雅俊)が薩長同盟を結びつけるワンシーンだけですが西郷隆盛が出てきました。
この西郷を演じていた役者さんが見たこともない俳優だったのですが、意外な人でした。
実はこのシリーズの脚本を担当した杉山義法さんという方。
この次回作「田原坂」(もちろん主役は西郷さん)への伏線だったのですね。

あともう1つ80年の大河「獅子の時代」をかなり意識しているなという感じでした。
森繁さんが演じていた井上丘隅という実在の会津藩士は「獅子の時代」の平沼銑次の父(加藤嘉)が投影されていますね。
また、戦いの最中に妊婦が女子を出産し、その子が明日への希望の象徴となるところなども似てました。
それと2013年の大河の主役と噂されている山本八重子(今は亡き田中好子さん)も活躍してましたよ。

ここでネタ明かしを1つ。
私のHNである「銑次郎」は実は「獅子の時代」の主人公から拝借したものでありました。
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2010
09.05

2つの寺田屋事件

Category: 幕末
今夜の「龍馬伝」は寺田屋事件のようですが、果たしてどうなることでしょう。
見所は、お龍さんが裸のまま駆けつけるところと龍馬が高杉晋作からもらった拳銃をぶっぱなすところでしょうか。

実はこの事件が起きる4年前にもこの寺田屋では大事件がありました。
伏見の寺田屋は薩摩藩が定宿としており、ここに過激派の尊皇の志士たちが集結していました。
薩摩藩の有馬新七らを中心に、後に明治政府の重鎮となる西郷従道や大山巌らもいたのです。

そのことを重く見た島津久光が大山綱良(西南戦争時の鹿児島県令)らを寺田屋に派遣したのです。
ここら辺の描写は90年「翔ぶが如く」がとてもリアルに表現しています。

鎮撫役の大山綱良(蟹江敬三さん)らが上意を聞き入れない有馬新七らを泣きながら斬り倒します。
この時の蟹江さんの必死の形相が今でも忘れられません。
仲間を斬った返り血で顔面が真っ赤です。そのあまりの気迫に残りの薩摩藩士は大人しく投降するのです。

よかったですね。西郷従道や大山巌はここで助かったため、その後許され明治期に活躍するのです。
反面、大山綱良は歴史の波に翻弄され、結局は西南戦争の対応の責任を問われ死罪になってしまうのです。
この勇ましくもどこか滑稽で単純で損な役回りの大山綱良を蟹江さんが好演していました。
この作品を見てから蟹江さんのことがとっても好きになりましたね。

そういえば、「龍馬伝」でも岩崎弥太郎の父役で蟹江さん存在感を出していますね。
さて今宵の寺田屋では龍馬が手に重傷を負いながらも生き延びるところをどう描くのでしょうか。
いよいよ「龍馬伝」もこれから佳境です。楽しみですね。
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2010
07.31

金城武で西郷隆盛を

Category: 幕末
昨日レンタルビデオで「レッドクリフ」を観ました。
ジョン・ウー監督の三国志「赤壁の戦い」を描いた作品ですね。
内容はCGを駆使したアクションスペクタクル作品という感想で、人間描写はイマイチでした。
その中で注目は諸葛孔明を演じていた金城武さん。

ピンときました。もしも大河で西郷隆盛をやる時にはぜひ彼を主役に!
年齢、身長、雰囲気、南国風の眉の太い顔立ち。そうそう彼がいました。
どうして今まで気付かなかったのでしょうか。

彼って、映画を中心に出ていてあまりテレビドラマには出ていませんね。
2002年に「ゴールデンボウル」というボウリングをベースにした黒木瞳扮する主婦とのラブロマンスを描いた日テレ系のドラマを見た記憶があります。
結構この時も男っぽくて懐の深さを感じたものでした。

もし2012年の「平清盛」で彼にオファーを出していたら、NHKにやられたという感じです。
まあ平清盛役でもいいかもね。早く大河の顔に引っ張り出してほしいもんです。
私の希望としては、2013年の大河は「西郷隆盛」で主演は金城武さん。
盟友:大久保利通役は年齢、タッパを考えて市川海老蔵さんあたりではいかがかな?


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2010
06.04

ドリーム大河幕末編

Category: 幕末
「ドリーム大河」調子に乗って幕末編の配役も考えてみました。

西郷隆盛・・・渡辺謙
大久保利通・・・鹿賀丈史
島津斉彬・・・加山雄三

吉田松陰・・・篠田三郎
高杉晋作・・・中村雅俊
桂小五郎・・・米倉斉加年

坂本龍馬・・・藤岡弘
武市半平太・・・高橋英樹
山内容堂・・・江守徹

徳川慶喜・・・本木雅弘
勝海舟・・・渡哲也
井伊直弼・・・杉良太郎
近藤勇・・・瑳川哲朗
土方歳三・・・栗塚旭

篤姫・・・深津絵里
和宮・・・堀北真希
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2010
05.16

横井小楠

Category: 幕末
本日の「龍馬伝」を見ていて、横井小楠の描かれ方に違和感を感じました。
クールでスケールを感じさせない矮小な人物でしたよね。

よく幕末物で、龍馬の師匠:勝海舟の言葉として出てきます。
「オレはこの世の中で怖え人物を二人見た。薩摩の西郷と熊本の横井小楠だ。」と
この表現からすると、かなりの鋭い人物だったのではないでしょうか。

当時としては最先端のアメリカにおける大統領制を理解していたと言われています。
結局あまりにも思想が進み過ぎていたので、誤解され明治2年に暗殺されてしまいます。
亡くなり方も大村益次郎とよく似ていて、言論が周りとかみ合わず齟齬を生じるタイプのような気がします。

もっと高く評価されてもいい人物だと思いましたので、ちょっと弁護したくなりました。
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