「花燃ゆ」がひっそりと終わりました。
案の定、総集編の放送はなかったですね。
平均視聴率は「平清盛」と並んで歴代最下位ですって。単独じゃなくてよかったのかしら。
それでも大奥編や群馬編は結構面白かったと思います。
始まった頃には「大河もこれで見るのはおしまい。」という気持ちでしたが、
長年の習性で最後まで付き合ってしまいました。

これだけ地味な大河も珍しいですね。
あの不評だった「炎立つ」や「花の乱」にも注目すべき華がありましたし、
「八重の桜」の八重さんにもスター性がありましたが、これは全く皆無でした。
よくこの主役で1年間ストーリーを持たせたものだと、逆にその手腕に感心しました。
それと、楫取素彦(かとり もとひこ)という人物を知ることができたのは収穫でした。
この人、長州出身ながら元老になったわけでもありませんが、学者肌の好感の持てる人物でしたね。
早めに次の「真田丸」へ心を馳せる方がいいのかもしれません。

2年ほど前に訪れた前橋の臨江閣
130603_150133.jpg
スポンサーサイト
ナレーションの池田秀一さんて、ひょっとして記憶の彼方にあるあの人?
と思って調べたら、やっぱりそうでした。
昭和30年代の名子役。私の記憶だとNHKのドラマ「路傍の石」の吾一少年だった人ですね。
試練と悲劇を乗り越え、健気に生きていく無垢な少年という役どころが視聴者を泣かせたと覚えてます。
その後、声優として活躍されていたようです。

その池田さんはいいとしても、物語のノリが面白くない。
吉田松陰の生き様を忠実に追っているのは分かるのだが、話が弾まないんですよね。
とってつけたように主役の文(井上真央さん)が出てきて、「江」や「篤姫」のノリなんですよ。

長州藩の内部抗争を描いても、逐一それを文と合わせないといかんのですかね。
この時代の長州は人間関係が複雑で、一般視聴者は理解が追いつかないと思います。
わずか3回見ただけですが、こりゃー前途多難ですな。

2015年の大河は井上真央さん主演の「花燃ゆ」に決まったそうです。
噂には聞いていましたが、正式決定となると「ガクッ」ときました。
えーー!またかいな。という感じです。
大河ドラマと朝ドラの区別がなくなるのではないでしょうかね。

もういい加減にしてほしい。「八重の桜」が決まった時もガクッでしたが、今回はガクガクッですね。
2000年以降の大河のホームドラマ化はいかんともしがたい。
2002年「利家とまつ」、2006年「功名が辻」までは、なんとか観られた。
2008年「篤姫」、2011年「江」となると、もういけません。
お姫様が縦横無尽に史実を無視して駆け巡る展開でありました。
そして今年の「八重」に15年の「花燃ゆ」ですか、もう観ないかもしれませんね。

吉田松陰の妹って誰ですか?よくそんな人見つけてきますね。
きっと幕末・維新の有名人と互角に渡り合うのでしょうね。
噂されているように政府筋(長州山口系)の強い意向にNHKがなびいたのかも。

だいたいタイトルからして気に入らない。
77年の名作「花神」をベースに79年「草燃える」をくっつけたネーミングはなんですか!
大河ファンをバカにするのもいい加減にしてほしい。
「花燃ゆ」より「花萌え」の方がイメージに近いでしょ。

きっと話題づくりに中村梅之助さん(大村益次郎)は今年出番があったから、
他の「花神」の出演者で篠田三郎さん(吉田松陰)や中村雅俊さん(高杉晋作)や志垣太郎さん(久坂玄瑞)あたりは出てきそうな気がします。

延命のためにいつまでこういうことを続けるのでしょうか?NHKさん!
そろそろ「大河ドラマ」という暖簾は収める時期にきていると思いますよ。